能天気と言わないで

2011.03.24

大震災によって、東日本では暗いニュースばかりが目につくが、昨今の私の心配ごとは【鯉のぼり】。
「この大惨事に能天気な！」と言わないでほしい。

駿の初節句、大きな鯉のぼりはさすがに無理だが、２ｍものは欲しいところ。
だがこの鯉のぼりだが、朝から夕方まであげていたらさすがに放射性物質を受けるだろう。
ニュースでは３０ｋｍ圏外は【すぐには健康に影響はない】と言っているが、朝から晩まで、それが約１カ月もあげていたらどうだろう？
洗濯ものはせいぜい２日だろう、これだってどうだかわからない。
１日あげていた鯉のぼりを夕方下ろす、この時に被爆とはいかないが影響はどうだろう？
１カ月あげていた鯉のぼりを下ろし、来年まで仕舞いこむ。さていかに？
Ｙａｈｏｏ！知恵袋で質問してみたら、「問題ない。放射線について知りましょう。」と馬鹿扱い。
鯉のぼりの問題だけだと思っているようだが、これは触りであって真相はそうじゃない。
まず野菜がダメになった。でも長期間、大量に摂取しなければ問題ない。
次に水がダメになった。これも長期間、大量に摂取しなければ問題ない。
次に魚も、肉もあやしくなるかもしれない。でも、これも長期間、大量に摂取しなければ問題ないだろう。
だが、人間が生活していくのに、水だけで生きていく人がいるだろうか？
野菜だけで生活している人、魚だけ、肉だけで生活している人がいるだろうか？
さらに食事だけして生きていることが許される人間がいるだろうか？
外にでる、ものに触る、ものを食べる。これの積み重ねが【生活】であり、【人生】だ。
ならば、どれくらい積み重ねても問題ないと言えるだろうか。

と、いうわけで鯉のぼり、どんなのがいいかなあ？