いろいろ詩を書いていこうと思います。

全109件 (109件中 101-109件目)

< 1 2 3

• 我がコ

  我がコ少し飲み過ぎたいや今日飲まなくて飲む日などないこんな日が来るなんて夢のようだ本当に大きくなった我が娘よ私はいい親だったのだろうかおまえに幸せな暮らしをさせてやれたのだろうか少しうるさく言いすぎたかもしれないそれもおまえが愛しかったからなんだおまえは私の自慢の娘だ本当に綺麗いになったな我が娘よおまえを泣かせるようなことをしたらすぐにでも連れて帰るつもりだだがその心配はなさそうだおまえにはもったいないほどの素敵な人だ幸せにしてもらいなさい本当におめでとう我が娘よおまえは本当にやさしい子だから私たちの心配までしてくれてるけどそんな事はしなくていいんだよ私たちはおまえが幸せでいてくれればそれだけでいいんだそれに母さんも私も孫を抱くまでは死ぬ気はないだからって孫を見せるのを渋らないでくれよ・・・つらくなったらいつでも帰ってきなさい結婚式でこんなことを言ってはいけないねすまんやはり少し飲み過ぎてしまったようだ少し不器用で涙もろいところがあるがとても情に厚くやさしい子なんだ私の自慢の娘だ幸せにしてやってくれ頼んだぞ我が息子よ

  2005.12.18

  コメント(0)

• イチリンノハナ

  イチリンノハナ白衣を着た笑うことのないこの男が君の命の値段を僕につきつけた僕には到底無理だ君を救うことができない君が生きることのできる時間が決まったあと３６５回太陽が沈むと君はこの世界から消えていくただ神に願いただ神を恨みただ神を捨てただ神に縋る日々が続いたちょうど１０８回目の月が去り太陽が昇った時僕は涙を捨て君との思い出とありったけの勇気とすべての知識と君の笑顔と涙それから君への愛をリュックに詰め込み旅に出た足を踏み出すにはありったけの勇気が必要で歩みつづけられたのは君の笑顔と涙があったからすべての知識を使い道を選び夜になれば君との思い出に包まって眠り朝になればまたありったけの勇気を使い歩き始めたついに見つけたのは死という山に咲くイチリンノハナだもう歩くことも立ち上がることもできないリュックをひっくり返し残っているすべてのモノを使ってイチリンノハナの前に膝を立てて座った今にも枯れそうなイチリンノハナにリュックのポケットに大切にしまっていた君への愛をそそいだ３６５回目の太陽が昇った時死という暗くサブく恐ろしい山でイチリンノハナはどんなハナより美しく咲き誇った君への愛を葉に宿しそれからイチリンノハナは枯れることなくいつまでもいつまでも咲き誇ったいつまでも永久に

  2005.12.18

  コメント(0)

• アオイハル

  アオイハルコートにおりるとボールが転がっているのに気づいた僕はなんとなくボールを手に取ると手の中で転がした昨日の事が頭をよぎって胸が苦しくなったみんな泣いていた僕も泣いたあんなに泣いたのは初めてだったここに来てなにをしたかったのかはわからない泣くことは昨日十分過ぎるほどした練習する必要だってもうないくる必要がないのだでもここ以外に行くところが見つからなかった後ろから急に声をかけられたのには驚いたでもおまえがここに来てることには驚かなかったなんとなくわかっていたおまえにもここしかなかったもんな昨日おまえが試合の後怒鳴り散らしてロッカーから一人で飛び出した理由も知ってる何年も一緒にいるとそれぐらいわかるようになる僕はボールをわたした二人で少しの間ボール遊びをしたこんなに静かな１対１はいままでではじめてだ「楽しかったな」これには驚いたおまえがそんなことを言うとは思ってなかった僕も同じ事を思っていたあんなに悔しくて涙も流したのに昨日の試合は楽しかったいやおまえとバスケットボールに出会ってからは本当に楽しかった「ありがとな」

  2005.12.17

  コメント(0)

• 夢

  夢今日学校でキングという牧師について勉強した彼には夢があったらしい夢を持つ人が殺されるのはとても悲しい特にそれがスバラシイ夢なら僕にも夢がある殺されるほど大きな夢じゃないけど教科書に載っている「私には夢がある」という彼の言葉をみて夢について考えたいろんな夢が出てきたので社会の授業時間ではたりなかったまだ夢をたくさん持っている自分に少し安心した授業が終わったというのにまだ机で気持ちよさそうに夢を見てる友達を起こして学校を出た帰り道にまた夢について考えた友達にたずねると少し笑われたけど友達も夢を教えてくれた誰にも言うなと言った後彼は走って帰ってしまった僕にも夢がある友達には恥ずかしくて言えないけどいつの日かまたこの道で君と今日の事について話したいきっとそうなるはずそうなるように僕は夢みている

  2005.12.16

  コメント(1)

• naze

  naze目の見えない彼が走るのを止めた足のない人が"なぜ"とたずねた彼はまた走り始めた耳の聞こえない彼女が歌うのを止めた声帯をなくした人が"なぜ"とたずねた彼女はまた歌い始めた腕のない子供が筆を捨てた筆も紙さえもない人が"なぜ"とたずねた子供はまた絵を描き始めたすべてを持つ君が生きるのを止め命を捨てた生きられる期間を決められた人が"なぜ"とたずねた君にはもうとどかなかった

  2005.12.16

  コメント(0)

• ベンチのない公園

  ベンチのない公園この公園にはベンチがないので大きな時計の柱にもたれて君を待ったイヤフォンを耳にあてようとした時ちょうど君が現れたのでイヤフォンはポケットにしまった君は現れるとすぐに僕の手を引いて走り出したこの公園にはベンチがないので二人で座って話をすることもない君と歩く街はいつも同じなのに退屈したことはない何が変わったのかわからないショップで君は前来たときよりも目を輝かせて僕に何度も何度も同じ質問をした僕の答えはすべて一緒前来たときからそれ以外の答えはしたことがないようやく落ち着いたのか君は僕の右側でゆっくりと歩いているいつもこの時間になると君は少し静かになるさっきはあんなにもほしがった服も袋に入ると興味はないようだ僕もあえて何も聞かずに公園までの道を静かに寄り添って歩いたこの公園にはベンチがないので座って話すこともないいつもすぐにお別れ下を向いていた君が急に言ったさびしい君を抱き寄せると「ダイジョブだよ」と君と自分に言い聞かせた少しの間そうしていた君は涙を見せたくなかったんだと思う小さく震える君を強く抱きしめたこの公園にはベンチがないから立ったまま君とキスをした

  2005.12.16

  コメント(0)

• 君と僕

  君と僕マイクのスイッチを入れる暗い空気を肺に満たす右手を上げるとまぶしすぎる照明が僕を照らし出す今僕は書きたくもないのに書いた詩を唄いたくもないのに唄いはじめる君は今の僕を見てなんて言うかな君ならまだあの公園で歌ってるのかなあのころは楽しかった君と僕はまだ一緒で公園のやさしい照明の下一生懸命つくった自信の詩を聞きに来てくれてるみんなといつまでもいつまでも歌ってたね君と離れた僕はまぶしすぎる照明をうけながら唄いたくもない詩をただ唄っている表情も見えない客にむかってただただ漠然と唄っているあの日君と別れたことを今でも後悔している君には多くの仲間や多くの思い出や多くの自信の詩ができたんだろうね僕にはないものばかりだまた君と一緒にって何度も何度も思ったよでももう無理なんだと思う僕らは一度離れてしまったからもう元通りなんてないよあの日に戻れたなら僕は君にもなれるのに売れたくて唄っていた僕と大好きだから歌っていたボクあの日に別れた僕とボクボクを君と呼びだしてから初めてきずいたんだ僕は君になりたかったんだ離れてしまった僕とボクなぜ僕は僕を選んでしまったのかなボクを選んでいたらまだあの公園で歌っていられたんだろうな一生懸命つくった自信の詩をやさしい照明の下でいつまでもいつまでも歌っていられたんだろうな

  2005.12.15

  コメント(0)

• とっておきの詩

  とっておきの詩あのころはどんな詩を書いても君があらわれていただけどもう僕には唄えない君は僕のやさしい詩が好きだと言ってくれた僕も君の詩を書いているときが一番好きだった無理やりに君の詩を書いたただただ切なくて悲しい詩ができたやさしい詩はもう僕には書くことができないかもしれない僕がノートを広げると君は決まってなにか大きな音をたてて邪魔をした自分の事を書かれるのが嫌いだったなのにできた詩は全部聞かないと満足しなかった君に聞かせていない詩があるのを君は知ってるかな君のことだからきっと知っていたと思う失敗作と恥ずかしすぎて聞かせれなかったのとあとはもう一つこれは君がぜったい知らない詩僕の大好きだった詩とっておきのつもりだったのに最後まで聞かせてあげられなかった日曜日の朝、君に逢いにいった君の大好きだった海の見える場所に君はいるいつものように花とギターケースをもって丘を上る君が大好きだといった花と一緒にやさしい詩を唄った君が大好きだと言ってくれた詩とっておきの詩は悩んだけど唄わなかった丘を降りると海が見たくなったので浜辺に行った聞こえる波の音が心地よかったので目を閉じた目を開いたとき僕はおどろいた朝からきたはずなのにもう太陽は海に沈もうとしていた夕焼けのなか僕はギターを取り出した唄った僕のとっておきの詩大声で　泣きながら　精一杯　君に届けと君は大好きといってくれるかな

  2005.12.15

  コメント(0)

• 涙

  涙泣いた。君が死んでしまうからじゃなくて君とお別れをしなくちゃいけないから泣いた。君が苦しくて怖くてどうしようもないのにいつものように笑おうとするから泣いた。「ダイジョブ」と微笑んだ君の瞳から堪えきれずに悲しみと苦しみと恐怖とが流れ落ちたから泣いた。ツラクテ押し潰されそうな君に僕は何もしてあげられなかったから泣いた。君が瞳を閉じてお別れの時がきたから泣いた。少しせまかったベットがあまりにも広すぎたから自分でつくったコーヒーは少しにが過ぎるから散歩道が一人で歩くには長すぎてサブ過ぎる季節になっていたから会う人みんなが僕にやさしすぎたからこの街には君との思い出をつくりすぎたからそこには君がいなかったから泣いた。君のいない世界で生きていくことを思い君といつも通ったあの高い場所についたから泣くのを止めた。冷たい風が吹いてきた。目を閉じた。ここから一歩踏み出せば君のいる世界にいけると思ったから号泣した。夕焼けの空の向こうから君の声が聞こえたから

  2005.12.15

  コメント(0)

全109件 (109件中 101-109件目)

< 1 2 3