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☆☆☆ 週刊 私の出合った日本百名山 他の山々 第241号 ☆☆☆ ▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲ 高ドッキョ (1134m)[静岡百山 ・ 山梨百名山] 3 【感想 等 3 】 少し横道にそれた。 「高ドッキョ」とはどんな意味だろうか。前々から疑問であった。 「ドッキョ、ドッキョウ」とは「読経」の意味で、高いところからお経を唱える声が 聞こえた、 ということから「高ドッキョウ」というようになったという説や、 峠が なまってドッキョウと言うようになった説などあるそうだ。清水区少年自然の家記に は、「昔、この山の山頂の平らなところに修行僧が集まり、高らかに読経を唱えてい た声が大平部落まで聞こえたという。高いところから聞こえてくる・・・がなまって 高ドッキョウと呼ぶようになったと言い伝えられている」とあるそうだ(静岡県登山 ・ハイキングコース143選、静岡県山岳連盟編集より)。 「高ドッキョ」はいくつかの登り口がある。西にある安倍川から登り青笹から来る 方法もあるし、徳間峠から来る方法もある。もちろん、山梨百名山でもあるので山梨 県南部町の石合や南又から登ることもできる。 私は時間の都合もあり、国道1号線を清水から国道52号線に入り、但沼から入っ た中河内にある湯沢から登り樽に下りるコースを選んだ。 2つの集落は例によって自転車で移動することにした。(樽峠への道は25000 分の1の地形図にも登山道が出ているが、湯沢からの道は載っていない。私が参考に した本はかなり昔の本でコースが荒廃していないか、少し心配ではあった。) 10時半過ぎ、中河内に着き、樽峠登山口に自転車を置いてきた。そして、中河内 から湯沢に向かった。道路は工事中でショベルカーが作業する合間に私の車は通過し た。少し行くと、作業人の車を止めてあった空き地があったのでそこに車を止め歩く ことにした。下山後、自転車を押しながら登っていくのは少し大変なのである。 11時少し前、出発した。 湯沢川に沿って舗装道を歩いていく。両側は茶畑が広がり、所々に民家もある。 柿の葉っぱが赤茶色づいていたり、青いイチジクが鳥に食べられないようにオレンジ 色のトラの空気を入れたビニル人形があったりと、この地域の自然と人間の関わりを 楽しみながら進んで行った。 ソバの花も咲いていた(写真1)。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.12.28 07:15:53
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