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【感想 等 4 】
法華院温泉への分岐で少し休んでから大船山に向かった。 かなり整備された坊ガツルキャンプ場から登山道に入る。 あの「坊がつる賛歌」は、この坊ガツルのことであると、初めて知った。 登山口近くにある坊ガツル避難小屋はきれいだった。 登山道は大きな石がごろごろし深くえぐれていた(写真4)。 火山岩特有の赤茶けた穴の空いた石も目だった。 またこれから葉も茂り日陰になるのでコケが生えていた。 灌木の中を登っていく。 最後は少し急登だった。 坊ガツルから1時間くらい登ると視界が開け、法華院温泉や九重山の山並みが見えて きた。 大船山の山頂も顔をのぞかせた(写真5)。 そこまで来れば、すぐに「段原(だんばる)」である。 壊れかけた木の標識が立っている。 ここは広々とした火口原で、平治岳方面、黒岳方面への分岐でもある。 左手に大船山避難小屋を見ながら緩やかに登っていく。 足下には雪が固まっている。 標高1700m余もあれば、やはり雪は残っている。 山頂が近づくと、展望が広がってくる。 今通ってきた山道や段原の火口の様子もはっきり見えてくる。 13時少し前、大船山(標高1786m)の山頂に着いた(写真6)。 山頂では40代の男性1人が休んでいた。 私も360度のパノラマを楽しみながら休憩する。 ここはきっと、九重山の最高のビューポイントだろう。 硫黄山からの噴煙や久住山、中岳、水俣山などの九重山がはっきり見える。 周りの他の山も見える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.05.14 06:06:08
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