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私の出合った 日本百名山などの山々、旅と温泉etc

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2012.12.13
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【感想 等 1 】

 河口湖周辺の山に登った後、御殿場で野暮用を済ませた。
翌日は、近くにある低山、矢倉岳に行く。

 朝から雨である。
どうしようか迷ったが、たいした雨ではない。
せっかく近くにいるので登山口に向かう。

6時半ごろ着いた足柄峠下にある万葉公園は薄い霧に包まれていた。
結構な山の中の峠である。
駐車場には軽自動車が1台止まっていて、老人男性が出発するかどうか迷っているよ
うであった。

私は雨合羽に傘差しスタイルで出発した。
ここ足柄峠周辺の足柄道は大化の改新(645年)後、東国掌握のために官道と定め
整備したそうである。
万葉公園には昔旅した人々の歌碑がある。
それを見ながら歩いて行く。

説明によると奈良時代、東国に任地に赴く役人がここで都に最後の別れを告げ、また
防人に向かう東国の農民が故郷に残した肉親への思いを詠んでいるという。
ここが昔、要所であったことがわかる。

歌碑はいくつあるのだろうか。
かなりの数である。

その1つを・・・
「鳥総立て 足柄山に 船木伐り 木に伐り行きつ あたら船材を(巻3-391)」

また、万葉植物の看板もある。
うつぎ(万葉名 うのはな)
「霍公鳥(ほととぎす) 鳴く声聞くや卯の花の 咲き散る岡に 田葛(くず)引く娘子
(をとめ) 巻10-1942」

雨に濡れた薄紫のホトトギスが生き生きしている。
その葉っぱも、うちの庭のホトトギスより元気だ。






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Last updated  2012.12.13 21:03:23
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