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私の出合った 日本百名山などの山々、旅と温泉etc

私の出合った 日本百名山などの山々、旅と温泉etc

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2013.09.03
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カテゴリ:カテゴリ未分類
すぐに樹林を抜け、兄島などの島々が見えてくる。
岩が落ちたばかりの感じの断崖もある。

変化に富んだ風景を眺めていたらもう山頂近くまで来ていた。
立派な東屋があり、その先には父島では何回も見てきた防空壕がここでも口を開けて
いた(写真3)。
戦時中は敵機を攻めるにもちょうどいい場所である。

中を覗いてから山頂に向かう。
防空壕は奥まで続いている立派なものである。

簡単なベンチがあり、三角点がでんと鎮座している(写真4)。
360度の展望があり、なかなかよいビューポイントである。
ウェザーステーションという十分な展望があるからここまで来る人はあまりいない。

大村地区と二見湾がきれいに見える(写真5)。
残念ながら中央山などの山々には雲が立ちこめているが晴れていれば多くの山が見え
る。
一昨日登った大神山(メルマガNo.430)は低いので見える。
大神山 http://h1933.web.fc2.com/hyaku-h/yama430/yama430.html

山頂まではわずか12分であった。
思ったより早く着いて良かった。
帰りも同じ道をウェザーステーションに戻る。

4時半に着いた。
夕日を待つ人達は数人に増えていた。
まだ日没までには1時間以上ある。

私は一番前に座り、ザトウクジラを探した。
ここウェザーステーションは父島の中でもっともクジラが見える場所である。
特に2月3月は出産のためにザトウクジラが父島近くにやってくるので朝の30分で
10頭前後見えるという。
目をこらして探すが、残念ながら見つからない。

それより、刻々と変わる光と雲が織りなす金色模様がきれいである(写真6)。
いくら見ていても飽きない。

やがて太陽は厚い雲に隠れた。
そこでショーは終わりか・・・と思ったが、水平線近くは晴れたままであった。
時間もあるし待つことにした。

やがて、また太陽が顔を出した(写真7)。

そう!
ガイドブックによると、ここは「日本一美しい夕焼けが見れる場所」と言われている
そうである。
すばらしい夕日がいつまでも続いている。

私の住んでいる静岡県の海岸では朝日は海から昇るが夕日は山に沈んでいく。

こうしてパソコンに向かっている今、東側の窓から朝日が昇ってきた。
私は朝日や夕日が好きなのでできる限り毎日のように眺めている。
日の出の位置もずいぶん左(北)に寄ってきている・・・。

確かに、ここ「ウェザーステーション」の夕日はすばらしい、と思った。

太陽は暗赤色に染まりながらどんどん水平線近くに下りていった(写真8)。
そして、水平線のすぐ上で見えなくなった。

う~ん、なかなかいい。
しばらく余韻にしたってから宿に戻った。

4つの山歩きと3回のシュノーケリング、そしておまけの展望台等への観光とサンセ
ット・・・。
ほんとに充実した小笠原での1日であった。





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Last updated  2013.09.03 21:51:50
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