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カテゴリ:つぶやき
2月7日の今日は、亡き父の正月命日。精進の日といって、我が家では、魚や肉、卵など生臭い食べ物を口にしない日です。毎月精進の日は、厚アゲや豆腐、ガンモドキのほか、野菜を中心としたものになりますが、子供も含め家族みんなが不平を言わずにあたり前のようにその精進料理を食べています。 私が物心ついた頃を振り返ると、亡き父が今日はお父さんの命日、今日はお母さんの命日といって、毎月ご先祖の命日には合唱しながら精進していた光景が見えてきますが、それが今も受け継がれているのです。貴いことでとてもありがたいことだと思っています。 もちろん、外食した時など、うっかり生臭い物を食べてしまうこともあるのですが、今の時代それもしかたのないこと。そういうことがあっても、今日は精進の日といって、家内や子供が率先してその日を大切にしてくれる、その気持ちがとてもうれしいのです。 今日は北海道旅行から帰ってきた子供が浅草の土産を買ってきたのですが、実は亡き父は若い頃、浅草のあるお店に丁稚奉公に行っていたことがあり、生前、よく浅草をなつかしがっていたのです。何か不思議なものを感じています。気が付いてみると、その土産は仏壇にお供えしてありました。 また、家内から今日こんな話も。長男が県外の大学から帰ってきたとき、たまたま精進の日と重なってしまったのですが、そんな頃は食べざかりなのに不平も言わずに私たちと一緒に精進したというのです。その頃は私も単身赴任していて気づかなかったのですが、改めて家内や子供に感謝しているところです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年02月07日 22時33分05秒
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