ふるさと福井

朝、走っていると（歩いている日もあるのですが）、私のように走っている人や歩いている人ーなどいろいろな人に出会う。走っている私に対し、知人が「暇なんか」なんていう人もいて、ショックを受けることもありますが、ほとんどの人は健康を考えて日々鍛錬しているのだと思う。その人らの様子、表情をみているとよくわかる。スポーツ感覚というよりも、健康に関して考えさせられるものがあって、それが動機となっといるようです。もっとも、時間がある方もいるかも知れませんが、それはそれでいいのではないでしょう。

私が走ることを決意したのも、健康診断でメタボと診断されたのがきっかけ。診断書には運動不足とも。もちろん、「とてもショック」でした。最近、疲れが取れにくいのも、血圧が高いのも、それが原因なのかなと思った次第。先のことはわからないけど、今の段階で体に悪く影響するメタボだけは解消しておきたい―と考えたのです。それが今も続けている早朝ジョギングの原動力となっているようです。しかし一方では、歩いて数分のスーパーにも車でしか行かない私が、「果たしていつまで続くのか…」とも思っているのですが。

私の知り合いにも、スポーツクラブに通っている人が結構いることが最近わかってきましたが、そのきっかけは主に、私のような健康診断だけでなく、大病を患った―ことにあるようです。世間にはいろいろな仕事があって、その大変さも一概に比較できませんが、私の仕事も、ずば抜けた”精神力”と”体力”が勝負ですから、それを維持していくためには、どうしたらいいのか―今そんなことを考えています。今から40年ほど前の学生の頃は剣道をやっていましたが、今の日々の運動量はそれ以来のような気がします。