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カテゴリ:つぶやき
今朝、走り始めてまもなく、年配の女性が杖を持ってゆっくりとしたペースで歩いていました。歩幅は20センチぐらいだろうか。小刻みに交互に足を動かし少しずつ前に進んでいく。その様子はとても不安定で今にも転びそうにみえたが、健康のことを考えて必死に歩いているのだろう。その光景をみていて、ある時期の私の母親の後姿をみているようで切ない気持に。一方では決して人ごとではないという思いも。
85~86歳になる私のおじさんも、毎日朝早く起きて歩いているという。一日一万歩を目標に1時間30分ほど。おじさんは農業をしており、私の家に一年に1~2回、果物や野菜を届けてくれますが、いつもその時に早朝歩いていることを自慢げに話します。健康を維持するために毎日頑張って歩いているようです。私が走り出す前まではそれほど気にかけなかったのですが、最近おじさんの話が身近に感じるようになりました。 今は寝たきりの母親も、ある時期まではよく散歩に出かけていました。母親の場合は早朝ではなかったのですが、一番心配だったのは真冬の道路が凍結した時でも散歩に出かけたときです。母親は晩年に何回か骨折していることから、散歩を止めようとする私と口論になるときもしばしば。母親にしてみれば歩けなくなって寝たきりになることを恐れていたのですが、その気持ちがよくわかっていただけに口論した時は辛い思いをしたものです そんなことを考えながら、昨日に続き今日も完走し、たっぷりと汗をかいていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年10月31日 10時37分15秒
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