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テーマ:暮らしを楽しむ(388227)
カテゴリ:ふるさと福井あれこれ
福井県といえば繊維産業の町。眼鏡枠の世界的な産地としても知られています。いずれもファッション性が高く、先端の流行を常に追求する分野で、両産業に働く女性も多いことから、福井県人はファッションに敏感でおしゃれな女性が多いともいわれています。
それって、すごいことなんだなぁ―と思います。しかし残念なことがあります。それは、福井県の女性が、隣の県、石川県の金沢とか、遠くは大阪や京都にまで買い物に出かけるというのです。すべての女性でないにしても結構いるらしい。県外に買い物に出かける女性によると、洋服一つをみてもお店の品ぞろえが限られ、値段が手頃でほしいものが少ないからとか。もっとも、個性的でいいお店もあるにはあるのですが、そのようなお店が少なく、地元の消費者にとってはもの足りないようです。 ところで、そのような傾向がお金の流れをみても明らかです。日本経済新聞が伝える日銀福井事務所の調べによると、福井県は日銀から金融機関経由で流通するお札より、日銀に戻ってくるのが多いというのです。地元の消費低迷が影響しているのですが、地方圏では珍しい現象―といいます。 それによると、その要因として、県外からの観光客が持ち込む金額が減少している一方で、県民の県外消費が増えているのではないか―と指摘しています。県民の県外消費がある程度はやむを得ないにしても、その人らが地元消費に向かうような魅力的な街づくり、お店作り、仕掛け―が、今後も関係者の関心を集めそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月21日 06時24分26秒
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