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テーマ:今日のこと★☆(106265)
カテゴリ:日常
今日、床屋に行った。
うちの奥さんは、私の髪の毛が伸びてくると、「もさい」 といってからかう。 いつも利用している床屋、私が生まれる前から親父も利用していたので、親子2代、 もう40年からのお付き合いになる。 私もかれこれ30年以上お世話になっているが、小さい頃から面倒を見てもらっている。 引越ししたりして、我が家からは、少し遠くなってしまったのだが、一度近所の 「格安」を謳い文句にしている床屋に浮気して、えらい目(左右のもみ上げの 長さが3センチも違うなどなど)にあった為、やはりいき慣れたところが良いと それ以来、毎月車で40分かけて通っている。 店長も2代目になり、大旦那は隠居していて、時々店先に出ては、客に声をかけたりしている。 私には、「オヤジさん元気にしとるかい?」とか、「調子はどう」とか、そんな 言葉をかけてくれるが、時々私が小さい頃の「おいた」を話しては、笑っている。 その「おいた」は、私がまだ物心つくかつかないか位小さかった頃、親父につれ られて、その床屋にいった時の事。 先に終わってしまった私は、親父を待っているのに飽きたのか、店にあったバリカン (当時のバリカンは電動ではなくて、鋏みたいな枝のついた手動式のものだ) をいたずらして、自分の頭にを刈ってしまったのだ。 私自身は、どんな風に使うのかを試して見たかっただけだったと思うのだが、 きちんと手入れされていたそのバリカンの威力は絶大で、私の髪の毛の一部分は、 修復不可能なまでに刈り取られてしまった。 いわゆる「禿げ」てしまったのだ。 そんな話をして、笑っている大旦那。 店にくるお客なんて、沢山いるはずなのに、さすが客商売。よく覚えているもんだと感心したり、 小さい頃とはいえ、自分の「アホ」さ加減にあきれたり。 たかが髪を刈りにいく だけでも、いろいろなドラマが生まれるもんだなあと、 この床屋に来るたびに思う私でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月15日 22時39分10秒
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