昼行灯

今日（書いているのは２４日なので、既に昨日になってしまっているが）、奥さんの父親の墓参りに行った。

毎年、盆と正月、命日と彼岸にはお墓参りをしている。

奥さんと知り合ったときには既に亡くなられていたので、私は奥さんの
父親に会ったことがない。

だから「娘さんをください！！」とか「どこの馬の骨ともわからんやつに娘はやれん！！」
なんてドラマチックな展開もなく（私自身は内心ホッとしていたのだが）彼女の家族には比較的すんなりと受け入れられて、今に至っている。

だから、彼女の父親のことは、彼女や彼女の家族がする話でしか知らない。
まあ、夜中に枕元に立たたれたことも、悪夢にうなされることもないので、彼女の父親には許してもらっているのだろうと思っている。

ところで、彼女の父親の墓は、浄土真宗のお寺にある。
不勉強な私は、浄土真宗では清めの塩をつかわないとか、先祖を供養するためのお経が無い
ということを彼女の父親の墓参りに来るようになって始めて知った。
お経は、生きている人の為にお釈迦さまや親鸞聖人が説いてくださったご法話とのこと。

この歳になって尚、知ることの多い、冠婚葬祭事でありました。