昼行灯

大分、秋めいてきて、朝などは、結構涼しくなってきた。

この季節になると、我が家の周りでは、有難くない
秋の風物詩としてカメムシが大量発生する。

マルカメムシ　だったか　ヒメマルカメムシだったか
そんな種類のカメムシで、大きさはテントウ虫位。
独特の悪臭を放つ害虫だ。

周りが、都の管理する、緑地帯だったこともあり、彼らの
住処にはもってこいだったようだ。

このマンションに引っ越してきた年の秋には、ベランダが
カメムシで覆われてしまうほど、大量発生した。
毎日、ベランダを箒で掃いて、数百匹単位のカメムシを
処理しなければならず、言いようのない匂いに閉口していた。

この数年で、この辺りも、学校や、スーパー、住宅などが
建つようになって、草地が減ったせいか、大分数は減って
来たが、それでも毎年、どこからともなくやってきては、
洗濯物や、布団にひっついていたり、観葉植物の葉の裏に
潜んでいたりする。

先日、ついに今年初のオカメ（我が家ではそう呼んでいる）を
奥さんが発見した。

「キャー！！」（というより「ギャー！！」）「オカメが
出たあ！！」という叫び声が響く。
下手なホラー映画張りに奥さんがパニックに陥る。
私は、拳銃・・・ではなく殺虫剤片手に「オカメ」を
追い詰める。

今年も、冬になるまでの間の恒例行事である、我が家と「オカメ」
との全面戦争に突入するのでありました。

また

カメムシキンチョール 300ml
買ってこなきゃ。