昼行灯

このところ、土日の休みがあっという間に終わって
しまう様な気がしていた。

何もしていないのに、気づくと一日が終わっている。

今日も、気がついたら、夜、アイロンを掛けながら
男子バレーボールをＴＶで観ている。そんな時間
だった。

なぜ、こんなに早く一日が終わってしまうのか、不思議な
気がしていたのだが、今日、アイロンをかけながら何でだろう
と考えて、ようやくその訳が分かった。

昼寝をしていたからだ。

このところ、どうも昼寝癖がついてしまって、ちょっとでも
時間があると、すぐ寝てしまうのだ。

寝てしまうので、時間があっという間に過ぎてしまう。
今日も、３時過ぎから、５時過ぎまで、惰眠を貪ってしまった。
どうりで、一日経つのが早いはずだ。

なんとなく、勿体無いなあという気もするのだが、昼寝の
気持ちよさは何事にも代えられないものがある。

これで、夜寝られないかというと、そうでもなく、きちんと
眠くなるから不思議だ。

奥さんは、「よく寝るねえ」と半ば呆れ顔。

なにはともあれ、休みの日のお昼寝、これは案外贅沢な時間を
費やしているのかもしれないと思ってしまった、今日の私で
ありました。