昼行灯

今日、母親から手紙が届いていた。

こまごました近況報告と、誕生日おめでとう　と
書かれていて、中にお金が同封されていた。

年金暮らしで、行かず後家の妹の家に転がりこんでいる
両親だが、随分無理をしたものだ。

もう、いい加減いい歳になった私なのだが、
親にとっては幾つになっても、子は、子であって
欲しいという願いなのだろう。

なんだか勿体無くて、このお金は使わず大事にとっておこうと
思った。

今日は、色々な方から誕生日のメッセージを頂いた。

このブログにもよくコメントを入れていただいてい方からも
お祝いのメッセージをいただいた。

実は、そのメッセージでようやく、今日が自分の誕生日だと
いうことを思い出した。(^o^)
いやはや、お恥ずかしい限りだ。(^^;;

中には、もう何年も会っていない高校時代の親友から
メールが入っていたりして、結構感動している。
高校を卒業してから、四半世紀以上経つのに、こうして時々
忘れた頃にひょいっと連絡を入れてくれるのが、とても嬉しい。

奥さんからは、ケーキを貰った。
「残念賞よ」と毎年言われ続けているが、それでも忘れずに
祝ってくれるのがこれまた、嬉しい。

来月には、今度は奥さんの「１０何回目かの２４歳の誕生日」が
控えている。
「残念賞」とは決して言わせてくれないその日に、何を贈ろうか
ケーキを食べながら考えていた。

何はともあれ、私は義理人情に厚い人々に囲まれて、何とも
幸せな人間なのだと、しみじみ思った今日の私でありました。