昼行灯

最近、奥さんが顔の吹出物を気にしている。
あ、吹出物と言うと叱られる。　ニキビ　だった。(^◇^;)

ここ何ヶ月かで、一気に出来てしまい、私がみてもかなり
酷い状態になっていて、「なんとかして～　このボツボツ！」
というのが、最近の彼女の口癖になっている。

原因は、本人曰く「ストレス」とのこと。
「会社で苛められ、家で苛められ」ってヾ(￣o￣;)オイオイ
それじゃまるで私が苛めているみたいじゃないか。(^^;;

どちらかというと、私の方が毎日苛められているような気がする
のだが・・・

其れはさておき、今日、奥さんは顔のボツボツ対策で、何時もの、
化粧品屋さんのサービスメニューである、フェイシャルエステに
出かけていった。

化粧品屋さんのサービスメニューなので、ご大層なエステとは
程遠いが、肌の状態を見てもらって、なにやらケアしてもらう
のだそうな。

それでリラックスしてくれるのなら、安いものだが、果たして
結果は如何に・・・。

程なくして帰ってきた奥さん、駅まで迎えにいった私に一言
「ワタシ、キレイ？　(ΦωΦ)ふふふ・・・・」

その昔、一世を風靡した、何やら背筋が寒くなるような台詞だ。
これで、「これでも～」と言った途端に口が裂けたらどうしよう
と思ったが、奥さん、そんなこと全く気づく様子もなく、
「どう？　どう？」と聞いてくる。

まあ、そんなに一朝一夕で吹出物ニキビが消える訳もないが、
それでも、綺麗に化粧が乗っていて、普段していない様なキラキラ
したものまで入っている。（こういうの、パールって言うのだっけ？）

「あんまり綺麗過ぎて、気がつかなかった？」と言うので、
「どこぞの、ミス、ユニバースかと思って、気がつかなかったよ～」
と冗談で言ってあげたら、「やっぱりー、そーでしょう？」と
まったく否定しようとしない奥さん。

ま、ご機嫌なのは、肌にも良い影響を与えるのだろうと、そのままに
しておいた。(^o^)

何はともあれ、夕方、ご機嫌でいる奥さんに、もうあと数時間後には
風呂に入って化粧を落とすことになるのだ　とは、とても突っ込む
勇気は持てなかった、今日の私でありました。