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テーマ:今日の出来事(292928)
カテゴリ:日常
帰りのバスに揺られていると、奥さんから携帯にメールが
入った。 「今朝洗面所にハチがいたので注意! 殺虫剤で退治を試みたが 見失いました。」 あらま、そりゃ奥さん、朝からパニックだったろうなあ。 なんて思いながら、バスを降りた。 奥さんより早く家に着いた私、見てみると成る程、いつもは 開けてある洗面所のドアが閉じられている。 密閉して鉢を逃がさないようにしたつもりなのだろう。 てことは、まだ中に居るって事ですかい!。 恐る恐る、ドアを開けてみる。 ・・・ (- -) (- -) (- -) (- -) シーーーン 「ハチさーん どこですかあ?」 ・・・ 何の気配もない。 脱衣籠の中や、足ふきのマットやら、ひっくり返してみるが、 ハチの姿はおろか、飛んでいる音すらしない。 程なくして帰ってきた奥さんに、「居らんけど、逃げちゃったんや ないの?」 と聞くと、「絶対にそんなことはない、閉じ込めた はずだ」 と言う。 ふーむ、不思議だ。 こりゃ、カメレオンの様に保護色を使う新種の蜂か? はたまた 軍が開発した、新手のステルス昆虫兵器か?なんて、しょーも ない事を考え始めた私。(^^;; 奥さんは、朝、パニックに陥りながらも、洗面所を密閉し、 殺虫剤を大量噴霧したそうな。 「殺虫剤撒きすぎて、私がトドメを刺されるかと思ったわよ」 なんて、恐ろしい事を言っている。 ヾ(・・ )ォィォィ そこまでやったのなら、おそらくはその蜂さん、ご存命のはずが ないだろう。 それでも奥さん、実体がないのが気持ち悪いらしく、なんとしても 見つけ出せ と私に命じる。 んな無茶な・・・(T.T) 捜索続行の指令を受け、洗濯機の中から体重計の裏まで、 探してみるが、蜂は忽然と姿を消したままだった。 半ば諦めかけたその時・・・ ん? も、もしや! (-_☆)キラーン 洗面所の排水溝の蓋を持ち上げる。 居た! 絡み合った髪の毛に混じって、そいつはその身を横たえ、 微動だにしない。 「蜂さーん?」 ・・・ へんじがない ただのしかばねのようだ。 奥さんが充満させた殺虫剤の苦しみから逃れようと、排水溝に 飛び込み、そこで遂に力尽きた という所だろう。 兎にも角にも、こうして、朝から奥さんをパニックに落としいれ、 よもや、風呂に入っている最中に尻を刺されるのではないかと 私と奥さんを恐怖のどん底に陥れたキラー・ビー騒動も、どうにか 一件落着と相成ってホッと一息ついた、今日の私でありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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