昼行灯

小浜島報告第二弾です。

ちゅらさん展望台から、北西に２キロ、細崎（くばざき）へ。
ここは、住民の殆どが海人（うみんちゅ）という小さな漁港。

以前は、この辺りの海で、マンタが多く見られたそうで、
漁港脇の海人公園ではマンタを模った展望台が建っていた。


午後になってから訪れた所為か、漁港に人影はなく、とても
静かだ。



どこも、じつにゆったりとした時間が流れていて、それがまた
妙に心地良い。

さて、ここから一旦島の中心部へ戻って、そこから、
ドラマ「ちゅらさん」の中で通学路として使われていたと
言う、サトウキビ畑の中の道、”シュガーロード”へ。



見ての通り、何もない農道なのだが、これがまた実に小浜島
らしくて良い。(^o^)

道の入り口に、朽ちかけた看板が名残惜しそうに立っていた
のが印象的だった。


すっかり「ちゅらさん」気分に浸った後は、すぐ近くの
リゾートホテル、はいむるぶし　に立ち寄る。
入り口には、魔よけのシーサーが、お客様をお出迎え。


飾りつけのハイビスカスが愛嬌たっぷりで微笑ましい。

何でも、ここは東京ドーム４０個分　島の５分の１を占めて
いるのだそうな。


宿泊利用者じゃないので、入り口周りをちょっとだけ回った
のだがそれでも、中に水牛の寝そべって居る水辺があったり、
鳥がぴょこぴょこ歩いていたりしていて、（私、何とこいつに
突付かれてしまった！）その広さを実感することが出来た。


はいむるぶし　を後にして、小浜島最後に立ち寄ったのは、
トゥマールビーチ。
ここは、遠くに小浜港が見える、遠浅の海岸。


これでぐるっと島を一周したかな？　というところで、
そろそろ帰りの船の時間。
港でレンタカーを返そうとカウンターを見ると誰も居ない。
書かれていた電話番号に電話すると、「すみませーん
今から行きますので、そこに鍵置いといてください」ですと。
あまりに暢気な口調に、思わず噴出してしまった。

これが東京なら、物騒で絶対にそういうことはないのだが、
この島の長閑な雰囲気では、鍵をおっぽり出しておいても、
盗ってしまう様な気にはならないのだと、妙に納得して
小浜島を後にした。(^o^)

何はともあれ、これにて小浜紀行はひとまず終了。
本当は、この後石垣のホテルにチェックインしたり、
夕食を食べに再び港近くまで出てきたりしたのだが、
それはまた、次の機会に。（随分長くなっちゃった
からねえ・・・）
明日は、西表島ツアーで撮った写真なぞ、ピック
アップしてみようと思っている、今日の私でありました。