昼行灯

今日、一時間程、社長と話をした。

ウチの社で、タウンミーティングとか、フリーディス
カッション等と呼ばれているこの催し、大体１年から
１年半毎に行われている。

といっても、昨年出向先から帰ってきた私は初めてだった
のだが・・・

５人～６人が１組で、１時間、社長と自由に話をして、
社員の気になっていること、思っていることに対して
社長が責任を持って答える　と言うのが表向きの趣旨
となっているのだが、本当は、おそらく社長が期初に
出した方針や目標を社員がきちんと理解しているかを
探るのが目的なのだろうと誰もが思っている。(^◇^;)

どんな話をしても良いのだが、ネガティブな発言をすると
結構厳しい叱咤激励が飛ぶので、どきどきものなのだ。(^o^)。

私はと言うと、この一年余りはかなり良い感じで仕事を
させてもらっているので、まあ当たり障りなく話しを
したのだが、中には、「じゃあ君はどうしたら良いと
思っているの？」と逆に聞かれて、答えに窮している者も
居た。（ここで、「こうすれば良い」と即座に返せると、
社長的には１００点満点と言いたい所だったのだろうが・・・）

それにしても、５００人余りの社員全ての話を聞いて
尚且つそれに一つ一つ答える（答えられる）と言うのも、
並のパワーではないなあ　と思ってしまう。

しかも、驚いたことに、（事前にリサーチされているとは
言えども）話をした一人一人がどんな仕事についていて、
今何をやっているのか、どんな成果を出しているのか等を
理解していて、ちゃんとそれに合う様に話をしていた。

何はともあれ、こういう事をやる（こういう事が出来る）
会社というのも、最近では珍しいかも知れない。
この催し自体は、賛否両論あるのだが、私自身にとっては、
結構有意義で、貴重な経験をしているんじゃ無いかなあと
思っている、今日の私でありました。