昼行灯

ニュースで、大規模チェーン展開しているステーキハウスで、
食中毒騒ぎが起きたと言っている。

ここ数年、良く耳にする、腸管出血性大腸菌 O-157（のH7だっけ？）。

涼しくなってきたのに　と思ったが、食中毒って、結構秋～冬に
多いのだと以前何かで聞いた事がある。

対策は、良く加熱すること。　食器は良く洗う事。
75℃で1分加熱すると、ほぼ死滅するそうだし、水道水で同じく
1分洗浄すると、ほぼ菌は居なくなるとも聞いた。

ニュースでは、ステーキハウスでの食中毒は、輸入肉を加工した
ステーキを食べて発症したらしい　と言っていた。

別のステーキハウスでは、「この加工肉は使用していませんので
当店は安全です」　と張り紙をしていた所がTVで流されていたが、
ちょっと待て、何かおかしいぞ！。
それって、問題点がずれている気がする。

確かに、加工肉からO-157が検出されたのだろうけど、問題は
その肉が危険だと言う事ではなくて、良く加熱しないで食べた
ことが問題なのではなかろうか？

O-157自体は、それ程珍しい菌でもないし、どんなものにも付着する
可能性はあるはずで、危険はどこにでも潜んでいると思うのだけれど・・・

ところで、万が一０－１５７に感染して、お腹が痛くなっても、安易に
下痢止めは飲んではいけないそうな。

０－１５７の特徴でもある、ベロ毒素　が、体外に排出されなくて
却って危険なのだとのこと。

何はともあれ、インフルエンザにばかり気をとられて、油断して
いると、こっちに感染してしまうかも？　なんて事を考えて
それでも、やっぱりステーキはレアが美味いのだが・・・　と、
昨今、お財布の都合でとんとお目にかかる事の無くなってしまった
ステーキについて、あれこれ思いを馳せている、今日の私で
ありました。