昼行灯

今日は久しぶりに帰りが１９時近くになってしまった。

食事当番の日だったので、奥さんが腹を空かせているのではないかと
びくびくしながら（何せ空腹の猛獣は凶暴だと言いますので・・・）
帰ったのだが、家に着くと誰もいない。

何時もなら、１８時過ぎには奥さん帰ってきているはずなのに。(？_？)

まあ良い、却って好都合だわい　と早速夕食の支度を始める。

やがて、フライパンの中でキャベツと豚肉のトマト煮込みがぐつぐつ
言い出したが、奥さん、帰ってくる気配がない。
時計は１９時４０分。

奥さんに「何時帰ってくるんだ？」　とメールを出すと、「あと１０分」
と返ってくる。

奥さん　２０時前になってようやくご帰還。

そんな時間まで、仕事をしているはずの無い奥さん。
さてはどこかで遊んできたな？　と疑う私。

「どこほっつき歩いてたんだァ？」　（；￢＿￢） ぁ ゃι ぃ
と聞くと、　奥さん、にしゃあ　と笑って、「ひ・み・つ・よ」
とほざきおった。

奥さんを見ると、なにやら顔がつやつや、きらきらしている。
さては化粧品屋に寄ってきたな？　(￣－￣)フーン

どうやら何時も行く化粧品屋で、試し塗りをしてきたらしい。
幾分機嫌も良さそうだ。

この状況、「どうせすぐに風呂に入って落とすのに・・・」　とは
口が裂けても言えないな。　イエナイ(>_< )( >_<)イエナイ

兎にも角にも、奥さんの帰りが遅くなった所為で、私が腕を振るった
トマト煮は、すっかり煮込まれて、とても消化によさそうな一品と
なってしまったが、体には良さ気だから結果オーライと言う事
かしらん、と甘酸っぱいトマトの味をかみ締めながら考えていた、
今日の私でありました。