昼行灯

今日、奥さんが出かけると言う。

一人で出歩くなんて珍しいこともあったもんだ。(^o^)
で、何処に行くのかと尋ねると、勤続１５周年の品を
買いに行くとのこと。

奥さんの勤めている会社、勤続５年毎に、幾らかの
お金を出してくれ、その額の記念品を自分で選んで
購入することが出来るのだ。

そういえば、先日から、何が良いか随分と悩んでいた様子。
何が良いと思うか？　と聞かれて、バッグやら服やらと
言ってみたのだが、どれも会社が良しといわないのだそうな。
（そのくせ、男性のスーツは良いとか、デジカメはＯＫとか
靴は駄目とか、よーわからん・・・(^^;;）

さてさて、奥さん、何を買ってきたかと思えば、財布。

財布は良いのか？　と聞くと、分からんとのこと。
駄目って言われたらどうするんだろうか？　(^◇^;)

でも、お祝い金で買う財布、ブランド物で、普段の自分なら
絶対に手が出ない　というようなものを買ってきたらしい。
何でも、黒服のお兄さんがドアの前にいるような店で買ってきた
との事。(゜ロ゜)ギョェ
「こんな服で入るのは気が引けたわ」　とは奥さんの談。(^◇^;)

「じゃあ、社長に、この財布に、私の働きに見合うだけの給料
入れたらんんかい！　と言ったらどうだ？」と言うと、「そりゃ
良いわねえ。　(o￣ー￣o) ムフフ」　と不敵な笑みを浮かべた。

兎にも角にも、奥さんの１５周年祝い、ちょっとはおこぼれが
あっても良さそうなものだが、そう言うと、「じゃあ、この財布
にお金を入れるの協力させてあげるわ」と、やっぱり只者では
無い奥さんに、苦笑いを通り越して、爆笑してしまった、今日の
私でありました。