昼行灯

こちら葛飾区亀有公園前派出所。

ご存知、型破りなお巡りさん　両さんの出てくる
漫画だ。

１９７６年連載開始というから、もう３５年も続いて
いる少年ジャンプの看板漫画。

原作も好きなのだが、先日本屋をぶらついていて
こんな小説を見つけた。


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大沢在昌
石田衣良
今野敏
柴田よしき
京極夏彦
逢坂剛
東野圭吾

と、原作者の秋元治氏ではなく、名だたる小説家
さん達が一遍ずつ、原作をモチーフにして短編小説に
した一冊。

これが、結構面白い。
人情あり、笑いありと原作そのままに、それぞれの
作家さんの味が出ていて、しかもちょっと意外で、
結構コアな描写もあったりして、今週一週間かけて
読むつもりだったのが、あっという間に読み終えて
しまった。(^◇^;)

それにしても、これだけの作家さんが、一つの
漫画を題材に、小説が書けてしまうというのは
やはり、原作の奥が深いからなんだろうなあ。

何はともあれ、この小説は漫画を読んでいるように
絵が浮かんできて、考えることなく気楽に読める
通勤の合間に読むにはぴったりの一冊だったと思う、
今日の私でありました。