昼行灯

このブログにしばしば登場する、マンションのスパ。

我が家のあるマンションに付帯設備としてついている
共同浴場。

そこそこ広い風呂にサウナと水風呂が付いていて
住人であれば誰でも利用できる。
風呂好きにはたまらん場所だ。

かく言う私もかなりの風呂好きなので、ほぼ毎回
利用させてもらっている。

ここは、マンション住人のコミュニケーションの
場ともなっていて、まさに裸のつきあいという
感じなのだが、だいたい利用する時間は人によって
決まっているので、自然といつも同じ顔ぶれが
湯船に浸かっているような状態となる。

今では、名前は知らずとも、「ホレ、お風呂のあの人」
や、「いつも居るその人」　で大体話が通じる様に
なった。(^o^)

今日、いつもの様に風呂に行くと、このところ
しばらく会っていない方が水風呂に入っていた。

「久しぶりですねえ」　と声をかけると、
「おー　ご無沙汰！」　と返ってくる。(^o^)

「しばらく見ませんでしたが？私のストーカー
やめたんですか？」

「やあやあ、しばらくぶりだねえ、来てた？　ほんとは
俺のこと避けてなかったぁ？」　

なんて冗談が飛び交う水風呂。
私はいつも、だいたい同じ時間に来ていたから、
決して避けていた訳ではない。
その方がその時間帯に来ていないだけなのだが・・・

時々、子供が水風呂をプール替わりにして
遊びまわるが、そういう時、親ではなく
風呂に居る爺様達が叱り飛ばしている。
こんな光景、今の時代には殆ど見られなくなったが
此処ではまだちゃーんと生きている。

兎にも角にも、今ではこんな風に隣近所が
裸の付き合いで、なんだかんだと井戸端会議
ならぬ風呂端会議。
爺さん達も皆達者で、元気元気。
まさに不老端会議と言っても過言ではないなと、
そんな中で元気を少し分けてもらっている、今日の
私でありました。