昼行灯

毎年この時期恒例で、奥さんの実家に蜜柑が届いた。

奥さんの母親の兄弟が熊本から送ってくれるもので、
我が家と、奥さんの弟夫婦用にも分けられるように
大量に送ってもらうそうな。

一箱ずつ　もらって帰ってくるのだが、考えて
見れば、奥さんの弟夫婦のところは　娘２人いるから
計４人、一方我が家は、奥さんと私だけなので、２人
それで、同じだけもらってくるのも、ちと申し訳い気も
するのだけれど、持って行けというものをわざわざ
断るのも何なので、ありがたく頂戴することにしている。
(^◇^;)

私もそうだが、奥さんがものすごい蜜柑好きなので、
一箱あっても、すぐになくなる予感がする。
その間、うかうかしていると、大抵、私の知らない
内になくなってしまうことは目に見えている。

でも、奥さんも「幾らも食べてない」　と言うので、
どうやら我が家には、”蜜柑好きの妖怪”が住んで
いる様だ。f(^^;)

さてさて、その蜜柑、お味の方はというと、間違いなく
美味しい。
ちょっと酸味が強いけれど、この味に慣れてしまうと
スーパーで売っている蜜柑じゃ物足りなくなってくる
から不思議だ。

最近は、甘い蜜柑は結構多いけれど、酸っぱさの
美味しい蜜柑ってあまり見かけないのだけれど、
この蜜柑は、そのあたりのバランスが良くて、
複雑な味なのだと、奥さんの母親が教えてくれた。

兎にも角にも、この冬、コタツで蜜柑に興じよう
と思うことしきりだったが、我が家はコタツが無い
と言うことに、毎年、毎度毎度のごとく思い知ら
される、今日の私でありました。