昼行灯

マンションのスパへ行くときに、奥さんがなにやら
ごそごそしている。

はれ？

奥さん。　・・・「鍵忘れた。」

d(￣ ￣)　ヾ(^o^;オイオイ・・・

奥さん　一言、「鍵、出して」。

へ？

さらに一言　「鍵　頂戴。」

はあ、　で　おいらは？

「ごゆっくりどーぞ。」ヽ(´▽｀)/へへっ

・・・　はい　鍵・・・　

それじゃ　おいらはゆっくりサウナに入って
ゆっくり水風呂浸かって、ゆっくり湯で癒されるかね。

「じゃぁねぇー　ぞんぶんに汁抜きしてきなー！」
と奥さん　スパの前で鍵をフリフリ　女湯へ。

汁抜き　って・・・　ま、何時ものことか。(^◇^;)
たっぷり汁抜きしてくるわいな。

それじゃってんで、じっくり1時間。
奥さんの望み通り、たっぷりと　汗を流して
戻った。

ドアの前、何時もの様にポケットから鍵を出そうとして
あー　そういや奥さんに渡したんだった。(^O^)

ドア、開いてるよねぇ？

・・・　ん
ガチャガチャ
・・・・　締め出された。(ｰｰ;)

いっそのこと　叫んだろか。
「ママー　開けて～っ！」( p_q)ｴ-ﾝ

奥さん曰く、美女が一人で物騒だから　だそうな。
(ノ_-;)ハア…

兎にも角にも、すぐに開けてもらえたから良いが
これが、冷めた夫婦なら　文字通り湯上りで
冷え切ってしまうところだったかもしれない、
今日の私でありました。