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カテゴリ:テレビ
久しぶりのテレビの話題です。(笑) 今日は 土曜日なので、いつも楽しみにしている番組のある日なのですが、残念ながら特番でお休みでした。 で、7時からの1時間は 他局の別番組を見ていたのですが、8時からタイトルに記した番組を見始めました。 「世界一受けたい授業」 今日は この番組が2時間あったようでした。 途中からでしたが、なかなか面白い話題で とても興味をもって見る事が出来ました。 先生は、武田鉄也さん。 どうやら国語の授業のようです。 後で調べたら、「昔話を100倍楽しむ方法」という名目で授業されていたようです。 日本の昔話を題材に、そのストーリーから、どんなことが読み取れるか・・・。 一般的に読み取れる内容とは別の 更に深い読み取り方を紹介していました。 4つの話を紹介していました。
「かさじぞう」では 売れなかった笠をお地蔵さまにかぶせてあげたら、お礼にたくさんの 食べ物や小判を届けてくれたお話しから、 「良い行いをすれば、良い事が返って来る」ということを教えてくれて、それにプラスして 更なる深い読み方として、次の事を挙げていました。 笠を売りに行って売れなかった「失敗」から 帰りに寒そうにしているお地蔵様に気づき、笠をかぶせてあげたという、「新しいものの考え」が生まれたというのです。 「失敗とは 新しい見方が出来るチャンスだ」と 言っていました。
「ももたろう」 では 現在のいじめ問題と照らし合わせての解説をしていました。 桃太郎は、桃から生まれておじいさんおばあさんに育てられました。まわりとは少し違う環境で育ったことで、自分が他の人とは違うと考え、誰も やらない鬼退治に挑んだのではないか。 という かなり深い読み方をしていました。 そこから学ぶ的事、 学校でいじめられている時、いじめられる側は 「なんで いじめられるのだろう? なんで自分は人と違うんだろう?」と思うのですが、 それは 自分の個性を発見できる近道になる事もあるのだそうです。 じつは 私も小学生の頃 いじめられっ子でした。だから、「なんで~?」の疑問は いつも付きまとっていました。 人とは違う=個性 そういうことなんだ~。でもこれは 「いじめ」に限ったことではなく、私が常に悩む 子育てのヒントでもあるのかなって 思いました。
「いっすんぼうし」 これも一見 弱点だと思われる小さな体でも 鬼に襲われて口の中に飛び込んで倒す事になったという最大の武器になったことから 見方を変えれば全く違う考え方ができるという 発想の転換を教えてくれました。 短所と思われていることが、じつは長所かもしれない。これもやっぱりとても大事な事です。 そして、一寸法師が武者修行の旅に出るために使用された道具、 「おわん」「箸」「針」が 生活に欠かせなかった物ということから、「自立」を意味するものだと言っていました。現代の人は 自立ができているのだろうか・・・?とか。
「うらしまたろう」では 現在のニート問題そのままな内容だと紹介されていて、驚きながらも納得させられる内容でした。
遠い遠い 昔話の世界なのに、こんな風に今に繋がるとても内容の濃いコーナー、番組だったので、終始クギヅケで 見入ってしまいました。 今日は 大変勉強になりました。(笑)
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