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カテゴリ:思うこと
4月1日・・・
私が最も敬愛している香港の俳優さん、 レスリー・チャン氏の命日です。 私がこの俳優さんと出会ったのは、2003年の8月。 彼が亡くなった4ヶ月後だったのでした。 出会うまで、4月に日本国内でもマスコミ等で話題になっていた事すら知らずにいました。 香港の俳優さんではあるけれど、日本にもたくさんのファンがいらっしゃって、女優さん・タレントさんの中にもたくさんのファンの方がいらして、当時、インタビューで涙ながらにコメントしていたと、後々聞きました。 レスリーと出会えた頃 何も知らなかった事をただただ後悔するばかり。 もっと早くに なぜ巡り合えなかったんだろうと。 その年の8月末、深夜の映画放送。 珍しく子供達を早々寝かせて、唯一の自分時間。 なんとなくテレビチャンネルを替えて見ていた1場面。 決して主役ではないけれど、一際目立つ存在の俳優さんを見た。 映画の内容は、正直 ヤクザ映画で、ピストルの撃ち合いとかで、血まみれで怖くてみていられなかった部分もあった。 でも、彼を必死で追いかける為に すっかりクギヅケで 結局最後まで見入ってしまう。 すっかりトリコ。 「この人は、いったい誰なんだろう。」 その日から、偶然にも数日間、彼の出演する映画を目にする事となった。 同じ1人の人のはずなのに、役柄によって 随分とイメージが変わる。・・・別人? 似てるけど、あの人なのかな。 気になって PCで検索。 気が付けば、来る日も 来る日も 「レスリー・チャン」な日々が始まった。(笑) その頃は育児一色の毎日。 レスリーの事を想い 追いかける事だけが、私が私らしくいられる時間だった。 唯一の希望の光。 出会えなかった時間を埋めるように、ちょっとだけムリをして、出演した映画のDVDを買ったり、彼に関する本を買ったり。 映画を通して、教えられる事もたくさんあった。 夢中になっていたあの頃・・・ テレビで「香港」と聞くだけで、耳がダンボになっていた。 「○レスリ」「レスリ○○」と聴くだけで妙に反応してしまったり。 旅番組を見ては、いつか行ってみたいと強く思った。行く事は出来なくても、本屋さんに足を運べば、香港のガイドブックを手にしてみたり。 ・・・レスリーに想いを馳せて 今はいなくても、そこにレスリーがいたのだから。 会う事はできなくても、レスリーの愛した香港で、彼の風を感じてみたい。 今はあの時ほどの熱心さは薄れていても、時々ふと レスリー・チャンを想うことがある。 今までなかった 私の行動力、考え方、彼に出会わなければありえなかった いくつかの出来事。 人生を変えてくれたといっても過言ではない、私にはとても大きな存在の人です。 自分の住む、日本国内の俳優さんにも これほどまでに夢中になって、影響を受けた俳優さんは居ませんでした。 だから 生涯忘れることなく、いつまでも自分の記憶に留めておきたい 大切な人です。 遠い遠い、異国の地の 手の届かない俳優さんだけど。 「レスリー、ずっと忘れないよ。」 今は届かなくても、 いつか香港へ行けたなら、この想い届けたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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