気まぐれ　ぽよぽよ日記

自分だけが楽しんでいたのかと思うと　かなり落込む。

ごめんね。

せっかく一緒に行ったのだから、楽しんでもらいたかった。

それだけが心残りでした。

 本当は　一緒に行った　会った人達と一緒に

「よかったよね、最高だったねっ」って　共感したかった、分かち合いたかった。

いつもなら帰りもずっと　そんなふうにシアワセに浸りながら家路につくことを思うと

三谷さんがご縁で　めぐり合えた先輩ファンの皆さん、友人に出会えたことに

感謝しなきゃって思うんです。

急遽　一緒に行った友人の　ご主人が、偶然にも名古屋で仕事をしていて、

ライブが終わったら迎えに来てくれて、車で地元まで帰ることになっていた。

とりあえず、遅めの晩御飯!!

 この時点で　既に　放心状態。ぼんやりしていると　鮮明に　さっきの記憶がよみがえる。

なにげない会話をしながら、すっかり夢心地。

お店を出て　車に乗り込む。　後部座席に乗せてもらった。

　最近　時々、車酔いするからなんて、ちょっとウソを言って、

「酔い防止ね。」

と、ポータブルCDプレーヤーでCDを聴きながら　寝たふりをしてまぶたを閉じて、

余韻に浸る。

ほんの今さっきお会いして　生で歌を聴いてきたばかりの人の声がCDから聴こえてくる。

なんだか不思議な感覚。

　あの時の感情がこみ上げてきて、体中が震える。

ナゼだかわからないけど、目頭が熱くなって泣きたくなった。

友達にツライ想いをさせてしまった罪悪感?　一緒に行ったのに　自分だけが

楽しんでしまったから・・・。

ずっと　ずっと　待ち焦がれていた　三谷さんのライブをやっと見られたから?

心待ちにしていたライブが　終わってしまった寂しさから?

　いろいろ想いをめぐらせてみたけど、わからない。ただ　泣きそうな気持ちになる。

移動中の車の中　CDを聞いて浸っていたら、今日初めて会った先輩ファンの方から　

メールが来て、

それからしばらく　やりとりしながら　さっきまでの楽しかった事を２人で共有していた。

１人、しんみり余韻に浸るのもいいけど、やっぱり寂しい。

「うん、やっぱり　こういうのがいい!!」一緒の空間を過ごした人と気持ちを

共有できるって、嬉しい。

車を飛ばし、名古屋からだんだん遠くなる。それでもしばらく　キラキラと光る街灯が続く。

それが　とても眩しい。

全く情景は違うはずなのに、ずっと思い出していたくて、ステージの照明の眩しさと　

意識の中で重ねてみる。

　いつまでも心地よいあの時間に浸っていたかった。

家に帰って　寝て起きれば、間違いなく現実に引き戻されてしまう。

容赦ない現実に引き戻されるのがコワイ。

できることなら　このまま遠出して、ずっと現実から離れていたい。

帰りたくなかった。

でもそんなこと　できるはずがない。

と、思ったら・・・あれ?　見覚えのある懐かしい景色、そう、ここは高校の頃に通った

場所。

電車とバスにゆられて　１時間かけて通った町。

あの頃の３年間は　自分が大好きな音楽で　一番頑張っていただけに、

特別な想い入れがある。

あの時以上に夢中になって頑張ってこれたものってあったかな。

・・・たぶん　この時の３年間が一番思い出が詰まってます。

そういえば　思い出した。

三谷さんのライブに行くようになってから、ステージで歌う三谷さんを見ると、　

ふと　一瞬だけ誰かと見間違える時がよくある。その一瞬に目を疑う。

(不思議ちゃん的発言、その２>笑)

　三谷さんが目指していたという、エルトン・ジョン氏だ。

ワイドショー等で、ほんの少しだけ映し出された映像を見て、かすかに残る

この人の姿が 頭の片隅にあって錯覚してしまうのだ。

きっとハッキリ　その映像を見ていたら錯覚することなんてなかったのかな?

でも　なぜか　今回の三谷さんは、高校生の頃お世話になった　

吹奏楽部の顧問の先生に見えてしまった。(笑)

「え?　まさか・・・ねぇ～」(小汗)

共通することといえば、ネガネをかけていること、なんとなくの顔形、髪型?　

ただそれだけなのに・・・。

あぁ　そうかっ、今回のスタイル、スーツにネクタイ・・・これのせいだな、たぶん。(笑)

その３年間で、音楽を通じていろんな事を教わったから、

内面的にも似ていたのかもしれない。

この３年間での一番印象に残った　先生からの言葉が強く思い出される。

初心者だったのに、ただ「チャレンジしてみたい!」という気持ちだけで臨んだ　

ソロコンテスト。

そんな時から　身の程しらずなチャレンジャーたった自分(笑)

 本番１日前に　マンツーマン指導されて言われた一言。

「みんなに感謝の気持ちを込めて演奏するんだよ!!」

 そして　卒業するにあたり部活の後輩達、そして３人の顧問の先生からの

寄せ書きの言葉・・・

特にメインで教わった先生の言葉が、とても強い言葉ではあるけれど、心に強く響く。

「粘り強さは本物だ! 大器晩成を信じよ。　感謝の心、大切に。」

そして２人の先生から

「感動の心・・・いつまでも大切に」

「自分を見つめよう!」

最後の言葉の先生は、じつは女性ミュージシャン、岡村孝子さんの恩師でもある。

じつは東三河に住んでいながら、西三河の方面に通学していた私なのです。

感謝すること、その気持ち。

好きなことが出来るのは　させてもらえるのは、決して当たり前のことではないから、

この気持ちは　絶対に忘れてはならないと自分に言い聞かせている。

その３年間もさることながら、ライブに出かけられる事にもこれは言えること。

 気持ちを行動に表す事も、もっと大事だから　これから頑張ります!!

ライブに参加させてもらえたことにも　三谷さんをはじめ

みんなに感謝することを忘れてはいけないと思った。

 そんな日に　高校の側を通るなんて、すごいタイミング!!(笑)。

先生　今どうしているのかな?

そんな思いに浸っていると　

また あれ?

帰る方向と　明らかに反対方向を走っている。　どうやら　回り道して帰るらしい。

え?　もしかして　本当にドライブ?・・・でも　じつは通常で帰るよりもショートカットするためだったらしい。

山道を抜け　気が付けば　しっかり見覚えのある地元に帰ってきた。

でも　気持ちがふわふわし過ぎて　地元の見慣れた景色も、全くの別世界。

さあ　駅からは、自分で運転していかなければならない。現実に引き戻そうと　頬を叩く。

「もう帰って来たんだね。現実に戻らないとね(笑)」と　

駅まで送ってくれた友人達にお礼を言って別れた。

さて、これからは自分で運転!!

しばらく車を飛ばしてして、信号が青のはずなのに　何を思ったのか　

止まってしまった>おいおい。

我に返れば、既に赤に変わっていた。

　幸い　田舎道だったから　車の通りが　全くなくて　一安心。

これは　かなり酔いがまわってますよ。>三谷さんに(笑)

あっという間に家に到着。

興奮冷めやらず　しばらく寝られなくて、PCの前に向かう。

寝られないというよりも　寝たくない。