シェイクスピアと、デザイン
昨日、劇団のときの同期のSちゃんから、また勉強会のちらしデザインの依頼があった。昨年の夏は、イギリスのアヴァンギャルドな作品のデザインを頼まれた。苦しみつつも、楽しいデザイン作業だった。イギリス人の演出家に「Beautiful!」と言われたそうでとても嬉しかった。今年は、打って変わってシェイクスピア作品ということで打診された。以前から意欲していたシェイクスピアの勉強会が本格的に始まるようで、彼女のその行動力と熱意はすごいな、と思う。今夏はヴェニスの商人、来年はオセローともう決まっているという。私もそれに合わせてシェイクスピアを読んでイメージを創るつもりだ。昨年は同期の男の子がメインの役に抜擢されたジュリアス・シーザーを見に行ったが、そのときも久々にシェイクスピアを読んだ。引き続き、毎年シェイクスピア作品を読む機会があるのはいいことかも。今回もモノクロだけで映えるデザイン、という条件があってそれなりに悩みそうだが、機会を与えてもらってとても嬉しい。本公演ではないので、ボランティアでのお手伝いとなるけれど今回は折り込みなどもするそうなのでデザインが人の目に触れる機会は昨年より随分広がりそう。締め切りは4月だけれど、今からあれこれイメージを探って、わくわく楽しんでいる。