ダンス再開
ダンスの世界に戻った。久しぶりにそう思えた。10年ぶりに小さな発表会に出ることに決めただけ、だけど。それでも、ダンスの世界に戻るということは、私にとっては単にレッスンに出るという問題ではない。舞台に戻るということ。自分で振り付けるということ。その世界を創るために打ち込むということ。そして腰椎分離症や腰痛とまた真正面から向き合うということ。踊るたびに「だめだ、だめだ」と評する自分自身と闘い、また人前に自分をさらす怖さと闘うこと。しかしすでに頭には創りたいダンスのイメージが湧き、具現化したくてわくわくし始めている。まずは今抱えているクリスマス・キャロルのパンフの仕事と、1月のブックフェアに向けての絵本製作の区切りをつけるのが先だけど、目はその向こうへ、来年の夏へと遠く向き始めた。