カテゴリ:思索・読書
2007年は、私の中では「失われた1年」という意識がある。 アクティブだった2004~2006年に比べると断然動けていなかった。 昨年末に、hakapyonさんのブログで2007年今年の漢字一文字の記事に 思わず「喪」とコメントしたことにも象徴されている。 2007年は前半は特に精神的にきつかったなあ。 後半もひきずった。 亡くしたもの、またその周辺にて負のエネルギーが渦巻く中で、 マイナスをゼロにし、自分を保とうとするだけで大変で、 新たなことにチャレンジしたり、創り上げたりするエネルギーを 沸き立たせることは、正直できなかった。 しかし細部を振り返ると、新しく出会えた人、再会できた人もいる。 まだまったく成り立ってはいないけれど、ここ数年懸念していた仕事のことを、 自分なりに始動させたこと。 月に1回くらいずつは実家に帰り、母に対して時間と機会を取ったこと。 それらは収穫として、喪失感にばかり流されずに、評価しよう。 そして失くしたものや場、人との関係、当分癒えない傷、失ったと感じる時間、 それらは次へのステップに必要なものであり、通過点だと思うようにしよう。 年もあらたまり、今年は「脱」を目指すつもり。 身軽に、シンプルに、ありたい。 昨年、2008年は「ためこまない」「即決する」と書いたことを思い出す。 それを実行した結果、「身軽に、シンプルに」なれることに気づいた。 やはり自分の中での今の志向はそこに一致するようだ。 ただ本心からの望みがあって、それがそのまま私の姿をしている。 そんな状態になりたい。 私というものが、突然断ち切られたとしても、 その断面が常に私の望み、私の本性そのものでありたい。 純粋でシンプルに。 私の生が、突然断ち切られたとしても、 恥ずかしくない生、憐れみを受けない生、納得のいく生。 2008年は、具体的にやろうと思っていることは、 走墨の作品展開催の年なので、いい作品を創るよう精進する。 2年前の100km完歩後から懸案だった、モンゴルへ行く。 昨年から引き続き、仏教について学ぶ。座禅をしに行く。 作成途中の詩集を完成させる。 そして今ダンスについて考えてることがあり、 ダンスをやれてない状況からまずは脱却しなければ! おとといはステージの夢を見た。生々しい。 昨夜は久々に飛ぶ夢を見た。身体に感覚がまだ残っている。 自分の望む方向に向かって、新たに心が駆け出している証拠だと思う。 それに追いついていない生活や身体の状況、これらをひとつひとつ コントロールし、鍛錬し、統制することに努めていきたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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