カテゴリ:アート
デザイン・フェスタVol.28で知り合ったKAORIさんの出品している、 キャレモジというインテリア書の生徒作品展を見に行った。 インテリア書やそれに似たジャンルのものはテレビなどでは見たことはあっても まとまった作品展を見るのは初めて。 ここの作品は、額装が何しろセンスよくて羨ましい!! 額装によってまったく違った作品になってしまうということが ダイレクトに感じられる。 線も表現方法もそれぞれ自由で、よかった。 インテリア書なので、心地いい、おしゃれな感じで 確かに部屋に飾りたくなるような作品がたくさんあった。 KAORIさんのは、デザイン・フェスタでも出品されていた「煙」という作品。 他の人の作品よりも、文字がより分割され自由になりたがっている。 抽象へ躍り出ようとしているのを感じる。 書の枠を超えて、非常にグラフィカルな作品だ。 これからどんな作品を生み出されていくのか、楽しみ。 人気投票というのをやっていて、気に入った作品2点を選んで投票することができる。 私はやはりKAORIさんの「煙」と、 他の生徒さんの「地」という、地味だけれど線のかすれの印象的な作品に 票を入れさせてもらった。 こうして、ジャンルの違う書の作品展なども見ると、 走墨の中での自分のとつとつとした歩みにめげそうになったりもするけれど、 いろいろ刺激を受けたり、考えさせられたりして、いい。 走墨も多分にグラフィカルではあるけれど、 基礎の書の部分も強いし、句や詩などを書く文学的な要素もある。 それらは私も求めているものであるから、 1つ1つ焦らずやっていこう。 先日広春先生のすすめて下さった藤原行成の手本は難しそうで 「無理です~~~!」とひるんでしまった。 これは自宅で独習するための手本。 ただでさえ、毎月の先生のお手本の復習だけでも手一杯な状態だし。 しかし、思っているよりも上にチャレンジすることも大事かな・・と 思い直し、申し込んでみた。 また紙の上をはいつくばるのだ。 作品展のときと同じように。 その楽しい苦行の中から掴み取るものもあるだろう。 それは写経と同じような、私にとっての"行"となるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.02.14 21:21:46
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