カテゴリ:アート
走墨作品展、デザイン・フェスタやそこで仕事の声をかけて頂いたこと、 キャレモジの作品展、いろいろな人との出会いや交流など、 最近起こったさまざまなことを通じて内面が激しく動いている。 気づいたこともある。 走墨は私にとって創作活動や楽しみのものというだけでなく、 "行"だったのか。座禅や写経と同様なもの。 ちょっと納得する。 最近はパソコンで扱うイラストや絵本とは違う。 唯一の、手書きするもの。 線が大事。線を追求することは同じでも、手法と意識はまるで異なる。 もう、突き進むしかないと感じている。 やめることは当分考えられない。 それであれば、先生の教えに導かれて、いいと言われるものを稽古し、吸収し、 道具を少しずつ揃え、ひたすら突き進む。精進する。 その先にやがて何か見えるかもしれない。 走墨と出会って本当によかった。 イラストや絵本は、走墨ほど芸術的意識はないし、 自己流で基礎が何もないからコンプレックスがあったけれど、 今回、大きな刺激を受けて考えが変わった。 私自身のインナーチャイルドの分身を たどたどしい言葉で、つたない姿であらわすことにより、 救われる人が他にもいるのだと信じて 描き続けていくのがいいのだろう。 こちらはもう、追求ではなく、もちろん線にはこだわるけれど、 私の中にあるものに形を与え、出していくだけ。 ただただ出していくだけ。 むしろなるべく素朴なそのままの姿のほうがいいのかもしれない。 ただ、描き、展開していくのに相当エネルギーが要る。 モチベーションを保ったり高めたりするのに工夫が必要だ。 デザイン・フェスタへの定期的な参加は大きな助けになるだろう。 何だか落ち着いている。淡々とやっていこうという気になっている。 自分にとっての絵、自分にとっての走墨の位置づけが少し見えたせいか、 焦ることなくやるべきことをやっていこう、という気になっている。 野心ではなく、使命というほどのこともなく、 かと言ってただ好きだからというのでもなく。 淡々と。"道"として。 それを気づかせてくれた周りの人たち、知り合った人たちに感謝している。 ひとりではわからなかったかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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