カテゴリ:思索・読書
12月21日 新しい風景。東風がひとしきり強く吹くと、 隣の大学のグラウンドの木々から一斉に枯葉が散り、 一帯を吹雪のように覆う。 向かいの家の屋根に、ルーフバルコニーに、葉が散り、ダンスを舞う。 ここ3階ではバルコニーの前に大きな木があり、 その枝々に鳥がやってきて囀っている。 こんな近くで、鳥の目線の高さにいる。 バルコニーからは空は広い。木と空。 私の好きな風景だ。 グラウンドでは若者がホッケーとサッカーの練習をしている。 喚声が聞こえる。 明るく健康的で、ひたむきで、エナジーに満ちている。 ちっとも騒がしくない。 プラスのエナジーをもらえる。 大いなる風の音を聞く。木々のざわめきを聞く。 窓からはいつも木が見える。 昨夜は久々に飛ぶ夢を見た。 架空の街だけど、一応西新宿らしい。 ビル群の上を飛んでいる。 何度も曲線を描きながら、降下してしまうたびに ぐーんと上昇して、なるべく高くスムーズに飛ぼうとする。 私は飛んでいる。 1月10日 部屋の窓からはよく晴れた空と木、雲、光。 ほとんどそれしか見えない。 絵や写真を飾らなくても、1つの大きなパノラマ画が広がっているよう。 とてもいい。 夕方になったら空のグラデーションに、木のシルエット、 そして宵の明星が孤高の光を放ち、本当に美しかった。 1月11日 この部屋にいると、一日次々とさまざまな表情を見せる空と雲と日の光、 そして木のたたずまいが存分に楽しめる。 今は暮れてきて、淡い水色の空にブルーグレーの雲がわたわたと広がっている。 地平に近いところはオレンジ色ににじんでいる。 木々がシルエットとなってきた。 雲はゆったりと流れていく。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.01.21 16:09:15
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