289914 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

Atelier Mashenka

Atelier Mashenka

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X
2010.03.20
XML
テーマ:旅の写真(3472)
カテゴリ:カテゴリ未分類

3月8日、パリからバスで5時間揺られ、フランス北西部のノルマンディ地方へ。
世界遺産モン・サン・ミッシェルに向かいます。





バスから見たフランスの田舎の風景。
果てしなくなだらかな丘陵や平野が続き、
フランスが農牧に適し、恵まれた国であることを納得。





モン・サン・ミッシェル遠景。
この日は最高気温2度、海風も強く寒い日でした。



モン・サン・ミッシェルは、"聖ミカエルの山"という意味です。
大天使ミカエルは、キリスト教の天使の中でも最も力の強い天使で、
この地方のオベール司教の夢にあらわれ、この孤島に聖堂をつくるよう
お告げをしたのが始まりだそうです。





石の外門。光と影に魅かれます。




敵の侵入を防ぐ跳ね橋のついた"王の門"。
修道院だけでなく、城塞だったり牢獄だったりしたこの島の、
入り口を固く守ってきた門ですが、
私には童話の世界が思い起こされました。





中の通りの壁にはさりげなく聖母子像が。




島に入ったすぐのところにあるカフェでひと休み。
お向かいにはオムレツやガレットが名物のプーラールおばさんの食堂。




島内の郵便局の看板がかわいい。




島内では入り組んだ道を昇っていきます。




そびえたつ修道院を見上げつつ進みます。
石の谷間にいるような感覚を覚えます。





建物から突き出ている彫像はシメール(キマイラ)という、怪物だけど守り神。





中世を思わせる橋。







修道院の聖堂の尖塔。
その頂には大天使ミカエル像が黄金に輝いています。



聖堂の内部は、数百年に渡って建築され補修などがあったため、
後部と前部では建築様式が異なります。

↓聖堂内後部はロマネスク様式です。



淡い緑、赤褐色、黄褐色などの穏やかな色あいのレンガが美しい。




ロマネスク様式は円天井と、上部が円くなった窓が特徴です。



↓聖堂内前部は、後の時代のゴシック様式。



こちらは幾何学的に張りめぐらされた天井の梁が特徴です。
窓も、より装飾的になっています。




左には大天使ミカエル像。
剣と天秤を持ち、足元にはドラゴンを踏みつけています。



聖堂の見事な建築や高い天井に圧倒された後は、
小さな中庭に出て、ちょっぴりほっとします。(つづく)






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2017.02.14 18:25:16
コメント(2) | コメントを書く


PR

Profile

mashenka

mashenka

Recent Posts

Favorite Blog

英一蝶     サ… 一村雨さん

ブログは移動しまし… コヨーテ3377さん
happy-happy happy-tamachanさん
take it easy!! 【masashi】さん
松峰な世界 松峰さん
ロルファーサイトウ… M Saitoさん
reichel!の美味しい… reichel!さん
地方暮らしが変える1… かじけいこさん
お気楽! 幸せの種… れおなるど21さん
クサノタヨリ すもも5970さん

Comments

mashenka@ Re[1]:生誕120年 棟方志功展(11/12) 一村雨さんへ お久しぶりです! 私もうな…
一村雨@ Re:生誕120年 棟方志功展(11/12) お久しぶりです。 この展覧会、棟方志功の…
mashenka@ Re[1]:サントリー美術館「京都・智積院の名宝」(01/21) 一村雨さんへ 素晴らしい障壁画でしたね…
一村雨@ Re:サントリー美術館「京都・智積院の名宝」(01/21) 安部龍太郎の「等伯」を読んで、この親子…
mashenka@ Re[1]:横山操「ウォール街」(10/31) 一村雨さんへ 横山操の手にかかるとNYの…

Freepage List

Calendar

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07

© Rakuten Group, Inc.
X