カテゴリ:アート
ふと気づく。 ずっとあたためてきた詩の本を、現実に形にして いろいろな方の目に触れさせることができたんだなあと。 Reading展が終わり、数日経ち、 今頃になってようやく実感がわいてきている。 10年くらい前から自分の詩集について考え、 一度は活字だけの詩集を作ってみたものの、レイアウト原稿は散逸し、 その後なかなか"これ!"というイメージが思い浮かばなかった。 絵と組み合わせる? 書と組み合わせる? 写真と組み合わせる? でもそういう詩集はすでに数多く存在しているし・・ 2年半前にNYに行ったとき、MoMAのモノクロ写真の小さな展示室で インスピレーションを受け、詩の本の可能性を見出した。 その晩はイースト・ビレッジのアパートメントホテルのベッドで いろんなイメージが湧きかえり、なかなか寝付けなかった。 今年に入ってから本格的に本づくりに取り組んだ。 イメージや製作方法は自分の中で紆余曲折してきたが、 ディスプレイ・ブックの形式のイメージが出来たときには いいものができそう!と手ごたえを感じた。 詩や書やDTPなどこれまで自分がやってきたことだけでなく、 新しく水墨画の手法も採り入れてみた。 書の作品を創作するときの格闘はきついときもあったが、 我ながらよくここまで形にしたなあ、と感慨深い。 そして来年3月にはNYに展示され、 本当にダンスパフォーマンスまでするんだなあ。 準備は進めているものの、その実感はまだ沸かない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.22 23:08:17
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