カテゴリ:思索・読書
11/21 昨夜というか、明け方、久々にいろいろ考えて眠れなくなった。 自動語り機が語り出した。GとNさんと話したからだ。 "無化"について。 子供の頃、あるいは思春期になっても、 私は無化にエネルギーを使っていた、消耗していたと思いつく。 争いを避け、クッションとなり、嫌なものを吸収し、 無化させようとしていたと思う。 何にもないこと、穏やかであること、それを保つには 見えないけれど無化のパワーが働いている。そう思う。 家族はみな激情の人たちであった。 私も激情はないわけではないが、むしろひどく激情の人だが、 それを人に物にぶつけることはほとんどない。 私は家族の激情にさらされ、それらを無化しようと努めつつ、 自分の激情は書き言葉で表現すること、そして芸術に触れることにより、 解放していたのだと思う。 だから私の中では日常生活はさほどリアルではなく、 空想の世界や芸術の世界、舞台の世界のほうをむしろ リアルに感じていたのかもしれない、 そうしないと自分を保てなかった、そうせざるを得なかった、 それが私のサバイバル法だったのだ。 11/25 PCの仕事をしているとき、Dさんからメールが来た。 先日のZUMBAインストラクターのオーディションに合格したらしく、 12月のスケジュールのことだった。 やったーー! 3回目のオーディションにしてやっと合格。 新宿で仕事できるなんて、嬉しい。 遠くの仕事もがんばってきた甲斐がある。 11/26 一日一日を生きてる感じがいい。 先のことを考えない。今を生きている。1年後のことなんてわからない。 11/27 ノートを読み返して、 昨年の自分にとっての漢字ひと文字の話が出てきたので、 そうだ、今年は?と考えた。 昨年は飛翔の"翔"だった。 年賀状も飛翔にしたのだった。 NY行きがまだポシャっていなかったから。 懐かしいくらいだ。もう2年前くらいに思える。 それほど今年が充実していたという証拠だ。 今年の私にとっての漢字ひと文字は何だろう? "踊"?実現の"実"? そういえば今年書いた書作品は"夢"だけだった。 "夢"。 今年の私にとっての漢字ひと文字は"夢"でもいいのかもしれない。 NYでダンスパフォーマンスをするという夢は破れたものの、 踊ることがかなっている。 発表会で自分にしかできない踊りを踊り、 そしてZUMBAで踊ることを仕事にしている。 その大きな2つのことで今年は彩られ、幸せと充実を感じている。 まさに夢のような1年だった。 新宿での仕事が取れたことは大きい。 公民館でも体育館でもスポーツクラブでもなく、 ダンススタジオで踊る仕事ができるから。 それも本当に夢のようだ。 そうか、スポーツクラブのステータスとか、 カリスマIRにさほど興味がないのは、 舞台やダンススタジオのほうが私にとって憧れ、 また生きる場所だからだ。 生きるべき場所で踊ってこそ喜びも強いのだ。 腰痛に苦しんだ20代、生活に必死だった30代には考えられない、 踊ることが仕事になるなんて。 今だから出来たこと。 そして今まで細々とでもダンスを続けてきたからこそ出来ること。 離婚したり、失業したり、手術したり、 プレッシャーと闘いながらアート活動をしてきたことなど いろんな状況や心情の在り方のタイミング。 いい巡り合わせ。 すべてがありがたい。 12/4 緊張状態が続いている。 今朝また新しい仕事のスキルチェックの件でメールが来た。 今日はオフでゆっくりのんびりするはずだったけど、 また緊張で不整脈が起きそう。 でも仕事取れたら本当にありがたい。 リラックスしたい。深く眠れていない。 ぼーっとしたくて外に出てきた。 ずっとぼーっとしている。 多分脳が何か処理している。 午後2時くらいまでずっと緊張が抜けずどきどきしていたが、 お昼を食べ、ZUMBAのクリスマスイベントの衣装をコーディネイトして、 イベント用の曲の練習をしたら少し落ち着いた。 特に衣装がいい感じになったのでテンション上がった。 緊張を解くには、私の場合、想像・創造に浸ることが有効みたい。 本当に夢だ。夢のようだ。 ダンスで仕事が成り立ち始めている。 ダンスと振付と創意工夫により。 少し前まではこんな未来は思い描けていなかった。 多分、幸せな状態に自分が慣れたのだろう。 それでいい方へ転がっているのだと思う。 12/8 昨日は、市内のスポーツクラブのオーディションというか、 お客様に混じってレッスンを受ける、スキルチェック。 更衣室に行くと、目の前にY先生がいてびっくり。 知っているY先生の代行レッスンのときでよかった! すごくほっとした。 緊張していたのがだいぶほぐれ、楽しんでレッスンを受けられた。 Y先生とも連絡先を交換させて頂いて、ありがたい。 そして他にも候補の方が何人かいらしたので、 「結果は後でメールします」と代表の方に言われたけれど、 結局その日の晩に直接電話がかかってきて、 急きょ来週からやって欲しいと言われ、即答で引き受けた。 本当に決まってしまった。嬉しい。 46歳のルーキー。なかなかがんばっていると思う。 また、いい巡り合わせで、恵まれている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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