カテゴリ:アート
先日、サントリー美術館「京都・智積院の名宝」展に行きました。
長谷川等伯やその一門による障壁画が目当てでした。 中でも国宝「楓図」「桜図」はやはり素晴らしかったです。 等伯の「楓図」の構図が迫力! 大胆に斜めに伸びる幹や枝は、まるで力強くしなやかなアスリートの体躯のよう。 対して、画面左には思い切った余白があけてあり心憎いほど。 「桜図」は等伯の息子・久蔵の作。 桜の花色は、胡粉(ごふん)という貝殻からつくられた白い絵具で厚く重ね塗りされており 離れて見ると花が立体的に浮き立って見え、一層華麗でした。 その他の展示物では、伝 興教大師の書「仮名消息」が地味だけどよかったなあ。 変体仮名で書かれた手紙ですが、素晴らしい筆跡! 思わず目で手で、筆跡をエアでなぞってました。あんな書が書けたら・・と憧れます。 サントリー美術館のあるミッドタウンも、六本木自体もめちゃ久しぶりでした。 今度ゆっくり来たいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[アート] カテゴリの最新記事
|
|