かっとび ・・・伊吹 !!
きょうは伊吹山マラソンの日だった。マラソンといっても、伊吹山の2キロ離れた麓から頂上までを一気に駆け登る、標高差1,157m、10キロの"超"過酷な登山マラソン・・今回で3年連続の出場!!=朝6時=兄貴たち家族と待ち合わせ、いざ出発!!台風が近づいてきているということで雨が心配だったが、台風の速度が遅いこともあって雨の心配はなさそう・・「去年は京都の付近でどしゃ降りの雨の中向かったよねー」とか話しながら、少しずつ滋賀に近づいていく=朝9時ごろ=到着・・またあの過酷な山道を走るのかと・・・初めて走ってからもう3年!!「はやいもんやなぁー 」とか、「あー、アレから1年かー ・・・ 」とか、(他のランナーたちも同じような思いでいるのだろうか?)兄貴と話しながらいろいろな思いが胸にあふれ、感慨に耽りながら・・スタートの合図を待つ。「なんでまた来たんだろー?しんどい思いをするのに」でも、「また、走れるんだー!!」とか、なんか、こぉー妙なワクワク感を味わうことのできるこの時間・・・けっこう好きな時間なんだなー実は・・・=朝9時40分=いよいよスタートの時間だ!!「かっとび・かっとび・かっとび・かっとび・かっ・・・」この掛け声とともにみんないっせいに走り出す・・・この場所、このレースでしかあじわえない独特なスタートの合図とともに・・・=1時間46分後=ようやくゴールだ!!=スタートからゴールまでの間=今回はあるところでほんとうにリタイアしたいという、やめたいという気持ちになった・・・でも、なんかある時フッと「前へ、前へ、前へ」「前へ、前へ、前へ」最近観た韓国の映画のなかで使われていた、頭から離れない表現だった。「아~ㅍ으로,아~ㅍ으로, 앞으로!!」という気持ちとともに気が軽くなって、気が付くと走り出してた・・・もちろん、今までのマラソン経験の中でこんな気持ちは山ほどある。でも、なんか今回は違った・・・こう、表現しにくい何かが・・・ま、とにかく無事ゴール!!「今年も走りきることができた」そんな気持ちがどんどんうれしさとともに込み上げてくる。兄貴とも会い、あ、兄貴は10年連続出場!!「10年連続完走おめでとうございます!!」握手をしてお互い完走できたことを喜び合った。頂上はすごい霧と風の中・・・「何番の方がゴールです!」「今日のレースはどうでしたか?」インタビュアーの人が場を盛り上げる。ゴールをしたランナーたちが完走を喜びあっている・・・来年もまた、ここでこんな風景を見ることができるのかなぁー?そんな思いを胸に下山。「去年は下山する時に足がつってしまってー、兄貴にさすってもらったり、係りの人・周りの人に心配してもらいながら下山したなぁー ・・・」そんな記憶がよみがえる。今年は無事下山。さぁー、ビールだ!!焼肉だー!!ここからが楽しみなのだ。ここに来るのは兄貴、兄貴の奥さん・お子さん、兄貴の弟さんそして今回はその友達の人、そして僕。走るのは兄貴と僕だけである。そう、後の人は3合目付近でバーベキューなのだ!!走り終わって、下山してすぐにビールに、焼肉にという最高のパターンなのだ!!ところがである・・・何故?下山中は雨なんか降っていなかったのにー ・・・みんながいるところまでたどり着いた時は、みんなびしょびしょでした・・・なんでここだけ小雨がー!!僕が参加した年から、帰ってきてすぐに焼肉のはずが何故かトラブル続きで食べれてない・・・今年こそはーだったのに・・・今年もだめでした・・・ま、缶ビール1本、肉5~6枚食べれたのが救いかなぁー・・・そして、兄貴の10年連続出場の表彰??も無事??終了して・・・温泉へGO!!やっぱし、ええー気分やなぁー!!走った後の温泉は^^;ま、肉とビールでいっぱいになった体でだったら、もーっとよかったのだが・・・とにかく、こんなこんなの、「かっとび伊吹」参加丸一日の出来事でした・・・来年は?来年はどーなんだろう?・・・来年も、「かっとび伊吹」を走って、こうして日記を書いている自分が存在していることを願いながら・・・長い日記、最後まで読んでいただいた方、ありがとうです。