大浦ごぼう(おおうらごぼう)・坊入(ぼういり)〈成田山新勝寺(千葉県成田市)〉
【いただいた日:2020(令和2)年1月12日(日)】※ 公式HPより 成田山では、大護摩に参列したご信徒の皆様に坊入(ぼういり)の接待があります。 坊入とは成田山の伝統ある宗教儀式で、神酒と精進料理による接待です。精進料理は、お不動さまのご宝前からお下げしたお供物、野菜などを材料として、成田山で調理した食事です。 その中でも、成田山でしか食べられないものが「大浦ごぼう」の煮付けです。「大浦ごぼう」は、千葉県匝瑳市の大浦地区で栽培される長さ約1m、太さ約30cm、重さ4~5kgの特大ごぼうです。アク抜きと味付けのための煮込みと寝かしを丸2日間繰り返したものであるため、ごぼうとは思えないほどの軟らかさと程よい甘さで非常に食べやすい味になっています。 お金を出せば誰でも食べられるというものではなく、御護摩を厳修した人だけが味わえる知る人ぞ知る成田の隠れたメニューです。※ 大浦ごぼう(おおうらごぼう)(成田山新勝寺 光輪閣:千葉県成田市成田1番地〉