市指定文化財 清浄院開山塚(埼玉県越谷市)
【訪問日:2020(令和2)年3月21日(土)】※ 越谷市教育委員会「越谷市の文化財」より 浄土宗大松清浄院は、その由緒書によると開山僧賢真が嘉暦元年(1326)の伝寂を伝える古刹です。開山塚と称される平面円形の墳墓があり、ここには、嘉禄元年(1225)銘の板碑があったといいます(現在不明)。 この墳丘は砂土であったため、空気が入り埋葬者の姿や形はことごとく土に化し、誰であるか識別できませんでしたが、開山塚と称されていることから開山僧賢真上人の墳墓であるともみられます。開山塚の高さは1.8m、東西13.5m、南北13mで、もとは竹や雑木に覆われていました。 出典:越谷市教育委員会「越谷市の文化財」〈清浄院:埼玉県越谷市大松60〉