櫻木神社(千葉県野田市)
【参拝日 2020(令和2)年8月12日(水)】※ 公式HPより 当神社は、社記によれば平安朝の仁寿元年(西暦851年)に、大化の改新で活躍した大職冠藤原鎌足公五代の後胤で、冬嗣公三男の嗣良公が、この地に居を移した時、この処に桜の美しい大木があり、公がこれの木のもとに倉稲魂命を祀り、その後武甕槌命の神を祀ったのが始まりであると伝えています。 「倉稲魂命、当国野原ノ中ニ創建成リ、櫻乃木ノ元ヘ座ス、神武神人皇五拾五代文徳天皇御宇、仁寿元年初午ノ日稲荷大明神奉祀ス、此時櫻木ノ中ニ座ス、名津ケテ櫻木村ト号ス、後又人皇六拾六代一条天皇御宇、永祚元年壱拾弐月初午ノ日櫻乃木ノ元ヘ宮所建立ス、時ニ桜台ト号ス、此時野原開発ノ年ナリ」正暦三年(992年)「宮司家文書より」 その後、冬嗣公の八男良世公の孫にあたる藤原則忠氏(髙梨相模氏)が祭祀を継承したと伝えています。 現社家はその継承から28代目、初代から31代目に当たります。 現存する宮司家社家文書によれば、この地は古くには「桜木村」と呼ばれ、後に「桜台村」となり、桜が咲き誇る美しい里だったと考えられています。桜の宮と称へられている所以です。そして今もなお広大な御神徳により、広くこの地の開発の守護神として御神慮を示され、また野田市最古のお社としてその歴史を重ね、参詣する人みな朝に祈り、夕に感謝の誠を捧げてまいりました。※ 茅の輪くぐり※ 御神木 ※ トイレの中に川屋神社※ 桜台遺跡〈櫻木神社:千葉県野田市桜台210〉