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テーマ:寺社仏閣巡りましょ♪(2893)
カテゴリ:歴史同好会(寺社仏閣巡り)
【参拝日:2016年(平成28年)7月11日(月)】
※ 公式HPより 1617年に浅草近くに創建されましたが、1657年の「明暦の大火」とよばれる大火事で焼失してしまいます。その後、再建のため江戸幕府から与えられた土地が現在の場所ですが、当時は海上でした。そこで海を埋め立てて土地を築き本堂を建立したことが「築地」という名称の由来になっています。また1923年には関東大震災に伴う火災により再度本堂を焼失しましたが、1934年に再建し現在の本堂の姿となりました。 現在の本堂は、東京帝国大学(現在の東京大学)名誉教授で建築史家の伊東忠太博士の設計によるものですが、建築研究のためアジア各国を旅した博士と、時を同じく、仏教伝来ルートを明らかにするために探検隊を結成し、シルクロードを旅した大谷光瑞(当時の浄土真宗本願寺派門主)との出会いが縁となっています。 築地本願寺の建物は、インド等アジアの古代仏教建築を模した外観や本堂入り口のステンドグラス、数多くの動物の彫刻などが特徴で、オリエンタルな雰囲気は、まさにシルクロードを伝わる仏教伝来のルーツを感じさせます。その一方で、内観においては僧侶のお勤めスペースよりも本堂内の参拝スペースの方が広く、中央正面に本尊阿弥陀如来が安置しているなど、伝統的な真宗寺院の造りとなっております。2011(平成23)年には本堂及び大谷石の石塀と三門門柱が国の重要文化財に指定されました。 シルクロードを旅してきた伊東忠太博士でなければ作り上げることのできない、独特な仏教寺院をぜひお楽しみください。 ※ 浄土真宗本願寺派 築地本願寺 〈浄土真宗本願寺派 築地本願寺:東京都中央区築地3-15-1〉 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年07月23日 18時34分36秒
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