【食べた日:2023年(令和5年)5月28日(日)】
長男の帰省土産
※ 公式HPより
通称、レモン牛乳。正式名は「関東・栃木レモン」という。
戦後まもなく誕生した乳飲料で、宇都宮市の関東牛乳が「関東レモン牛乳」の名称で発売していた。
甘いものが貴重な時代、子供にとっては特別な日に給食などに出される贅沢品でもあったようだ。以来、人気は衰えず、懐かしい栃木の味として長い間親しまれてきた。
ところが、平成16年に関東牛乳は廃業し、レモン牛乳は姿を消した。
しかし、慣れ親しんだ味が無くなるのは寂しい、と多くの声があがり、翌年、栃木乳業が製造法を受け継ぎ、「関東・栃木レモン」として復活を遂げたのである。
蘇ったレモン牛乳は人気が再燃。テレビ番組で紹介されるなど、その知名度は全国版になりつつあり、今や県民だけのレモン牛乳ではなくなった。
レモン牛乳は、栃木県産の生乳に砂糖やレモン香料などを加えたレモン色の乳飲料。
レモン果汁を加えると酸で牛乳が固まってしまうため、実際には果汁は入っていないが、ミルクのまろやかさに加えてほんのりと甘酸っぱい香りとともに広がる甘さがあり、それはなんだか無性に懐かしい初めて飲んでも、そう感じてしまう不思議な魅力がある。
子供のころの思い出にこんな味があったような気がしてきた…。
栃木名産の苺「とちおとめ」を使った「関東・栃木イチゴ」が発売。レモンとともに人気上昇中。
※ 関東・栃木レモン