台風が去ったあとに三保の海岸でひろったミニプチサイズのタコノマクラちゃん。
(※静岡お宝発見伝! 三保の巻 タコノマクラの章。参照)

　おチビさんだなぁ～♥　

最初にひろったのが10cm位あったのですごいミニマムサイズに感じる～(^_^;)
波にもまれたのがトゲはもうとれていて表面はツルツルになっていました。
大きさは左のミニサイズが32×27mm、プチサイズは16×13mmってとこです。

←初めての「タコノマクラ漂白記」はちょっと失敗に終わりましたが
今回ひろったのは小さいし既に白いので入れ歯洗浄剤をほんの少し入れた水に漬けて～。
薄～い薄～い濃度のはずなだったのに、ちょっと寝る前に様子を見よう♥とすくったら
手の中で…例の砂糖菓子が崩れるようなシャバシャバとした不吉な感覚がッ!!

Σ(TдT;)// 嘘でしょォォオッッ!?(←本気フリーズ)
雫でタコマクが流れ落ちないように忍び足で部屋に戻り恐る恐る手を広げてみると…
上からサイドにかけてゴソッと穴が開いていて針のような白い破片が手の平に付着。。。
ええぇぇぇ～(TロT) せっかく可愛いサイズのタコマクちゃんなのにぃぃぃ。ショックゥ～。

骨粗鬆症すぎるよ!! タコマクゥ～!!
諦めきれず白い破片と穴のあいたタコマクちゃんを見つめること半刻…。
乾ききったタコマクちゃんに欠片を押さえ付けたら偶然にもその1つがピタッとハマったので
ボンド塗ればくっつくんじゃねぇ!? と無謀にもダメ元で修復作業を試みました。
爪楊枝と指先だけで破片の1つ1つを表裏・角度を試しながらはめていったら
信じられないことに穴がちょっとづつ埋まっていき 残り3ピースとなった時点で
コレひょっとして埋まるかも…とデジカメで撮影～(最初からとっておけば良かった!!)

ぽっかりあいてしまった穴も残るはサイドのみ。

ここまでくると欠片の照合をしている時にうっかり内側に落としてしまうと
取り出せなくなりそうなので穴の入り口をボンドで埋め立てることにして…

オイオイ。破片の数が合ってしまったぞ!!

なんと!! 奇跡の完全修復!!

～～～～(>_<)ﾉ 感無量。スゲェ自分…スゴくないか?この指先!?
医者の家系に生まれていたら名医になっていたぞ!?



タコノマクラの表面の拡大画像を白黒写真でレントゲン風に解説しますとですね…
タコマクのヒビ割れは地震で崩壊した駿府城のお堀とそっくりな石垣構造になっており
このピースが1つポロッと外れてしまうと途端に総崩れ～な状態になり穴が開いたと。。

10cmクラスのタコマクになると破片も粉々に近いものがあるけど
プチサイズだと1つの破片でもなんとか次がハマる可能性を捜しだせる面積を
占めてくれる感じがして、結果、執念の修復ができたようです。

まぁ～残念ながら真っ白くなってないけど～これ以上負担をかけるとボロボロに
完全崩壊しそうなので小さなタコノマクラの漂白はこれでお終いにすることにしました。
う～む。ヒトデの漂白はだいぶ上手になってきたんだけどなぁ～ヽ(´～｀;
タコマクたくさん拾えたら色んな方法を試して漂白実験したいとこであります。

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