練習に対する目的意識(最終回)
練習会で最初の2本の走行は、本番をイメージして走行する。よくある話です。最近思うのは、本番をイメージして走行するのは最初の1本だけでいいじゃないかな・・・と。理由は練習会での2本目は、明らかに本番とは状況が異なるから。もちろん、本番の状況をイメージして、リアルに再現するよう小細工すれば状況を限りなく再現できるかもしれない。もうひとつの理由は、ジムカーナは2本勝負ですが、どちらか1本の成績で順位が決まるので、実は1本勝負ではないかという考え方。…この状況で練習に対する目的意識として、こう考えてみたら、どうだろうか?・1本目がドライで2本目がウエット、またはその逆での走行。・1本目がミスコースあるいは、ペナルティありでの2本目の走行。こういう状況においては、この1本の走行をイメージできるか?常に2本の走行があると思い込んで臨む走行とは、運転に対するイメージが全然違ってくるように思いませんか?…これまで練習で無心に走っていたことが、目的意識次第でこれまで練習で得られなかったことが得られそうなそんな気分がします。イヤ、きっとそうだと思います。