「楽しかったね」。
3月14日に「シーズン・オブ・ハート」の期間も終わり、久しぶりにスペシャルイベントのない「素顔のシー」を楽しむことができそうだったので、夫とふたり車で舞浜に出かけました。家を出たのはまだ午前中のうちだったのですが、今日の首都高はなんだか事故などトラブルが多かったようで、結局首都高の葛西出口を出たころには時刻が13:00過ぎになっていたので、私達は車をとりあえず今日のお昼を予約していた「ホテル・ミラコスタ」の駐車場に停めました。(ミラコスタの駐車場は館内レストランなどでの3000円以上の利用で三時間まで無料になります。)今日の昼食のPS(プライオリティーシーティング)予約をしてあったのは「オチェーアノ」のコースルームでした。店頭には時間よりもちょっと早くの到着になりましたが、今日の「オチェーアノ」はブッフェもコースも席に余裕があったようで、私達はあまり待つことなく席に案内していただけました。イベントのコースの提供も終了していましたし、私達も今日は軽いランチのつもりでうかがったので、お料理は夫も私もプリフィックスの4ディッシュコースにしました。期せずして同じチョイスになった前菜の「手長エビと帆立のフリカッセ」が、オチェーアノらしくて私にはとても美味しく感じられました。夫はメインディッシュに大好物のラムがあったのでとても喜んでいました。(こちらのお店のラムは美味しい場合が多いと私も思いますよ~。)14:30からの「レジェンド・オブ・ミシカ」は、今日はお店自体が空いていたのでテラスからとてもゆったり観られました。風もほとんどなく陽射しはやわらかに暖かくて、素晴らしいショータイムでした。食事終了後は車をイクスピアリ駐車場に移動して、16:00頃歩いてシーに向かいました。入園ゲートの手前、ホテルミラコスタから階段を下ったところにあるシーのピクニックエリアにちょっと立ち寄ると、桜の木にちらほらと花が咲いているのが見てとれました。気象庁は今日、東京地方の桜の開花を発表したそうですが、舞浜の桜もほぼ時を同じくして開花したのですね。今年の春は夫婦ともに様々な案件を抱えていて昨年のように頻繁に舞浜に来られないので、きっとこの桜が満開になるところは私は見られないと思いますが、はらはらと舞い落ちる頃くらいならまた再び見に来られるかもしれません。入園ゲートを通り、ミラコスタ通りを抜けてハーバーに出たのは16:10くらいでした。ピアッツァ・トポリーノに立つインフォーメーションボードによると、この時間のおもなアトラクションの待ち時間は「インディ・・」が140分、「センターオブジアース」「タワーオブテラー」が120分、「ストームライダー」が95分、となっていました。さて私達はそれから「ブロードウェイ・ミュージックシアター」へ行き、ビッグバンドビートを観ることにしました。シアター前に着いたのは16:20頃で、場合によっては(混雑具合によっては)最終回(19:00の回)の鑑賞になってしまうかも・・・と思っていたのですが、次回「17:30」の回を待つゲストはまだそんなに多くなかったので、私達はそのまま次回待ち列の最後尾につきました。(先頭から数えて100~150人目あたりといったところでした。)きょうこの回の「ビッグバンドビート」には、私達にとっては初めて拝見するシンガーさんがお二人ほど出ていらしたので、新鮮な感じがしましたよ。ショー終了後はハーバーに出て、なんとなく「いつものショー待ちの場所」に向かい、時刻はまだ18:30前だったのですがそのままそこで20:05からの「ブラヴィッシーモ!」を待つことにしました。今日は一応「春休みの土曜日」なのでパーク内はそれなりの混雑のようだったのですが、私達のいた場所の周囲を見ていた限りでは、「ブラヴィッシーモ!」開始一時間前くらいまでならそこそこ観やすい場所を確保できそうな感じでした。(30分前でも立ち見の2~3列目ならまあまあの観賞場所を見つけられそうでした。)夜になってやや肌寒くなったものの、今日は本当におだやかないいお天気で、「ブラヴィッシーモ!」も完全版で滞りなく行われました。まったく風がなかったので、ショーのクライマックスでプロメテウス火山の噴火口から打ち上げられる花火が大きなピンクのハートを綺麗に描くところも見ることができました。(この花火の残像が美しいハート型を描くことができるのは、打ち上げのタイミングや風の影響の排除など条件が揃った時だけなので、おそらく一年に数回しかないと思います。)「ブラヴィッシーモ!」終了後の20:30からの花火もそのまま同じ場所から眺めた後、私達は閉園までの残り90分間でいつもはあまり行かない「アトラクション」を楽しもうと、ポンテヴェッキオを渡って「ポートディスカバリー」へと向かいました。橋を渡りきって、まず「ストームライダー」のスタンバイの様子を見に行きましたが、列最後尾の待ち時間表示は「50分」となっていて(20:45頃)この時間にしては意外に長いように思われたので、並ぶのはやめて私達は奥地「ロストリバーデルタ」へと向かいました。「インディ・・」前にたどりつくと、スタンバイは「40分待ち」とのことでした。(20:50頃。)が、ちょっとした幸運なできごとがあったおかげで私達は約10分ほどの待ち時間でこのアトラクションを楽しむことができました。数ヶ月ぶりの「インディ・・」乗車でしたが、なかなか楽しかったです~。「インディ・・」から出た後はそのまま道なりに歩いて「レイジング・スピリッツ」へと向かいました。360度回転する屋外ジェットコースタータイプのこのアトラクションは、身長などの利用制限があって体験できる人が限られるせいか、この時間(21:10頃)待ち時間は「15分」と短かったので、私達は列に並びました。このアトラクションはほんの少しの間ですが高いところを走るので、夜乗るとリゾート内の夜景がとても綺麗に見えて、私は好きです~。その後は「アラビアンコースト」を抜け、火山の中「ミステリアスアイランド」にある「センター・オブ・ジ・アース」を目指したのですが、アトラクション入り口に着いた時には既に本日のスタンバイ乗車は締め切られていたので(21:40頃)、お隣の「海底二万マイル」へと行ってみました。「・・二万マイル」の方はこの時間「5分待ち」で、長い螺旋階段を下りて乗り場に着くとすぐに海底探査の潜水艦に乗り込むことができましたよ。「・・二万マイル」から出て、火山の中からトンネルをくぐって「メディテレーニアンハーバー」へ戻ると、時刻は22:00寸前になっていました。火山の麓から「ザンビーニ・・」方向へと坂道を下っている時、パーク内には閉園時刻を知らせるアナウンスが流れました。私達はちょっと急いでエントランス方向へ向かい、「エンポーリオ」と「ヴァレンティナーズ・スウィート」を覗いてから22:20にはシーを出ました。いつもシーから帰るときの車の中では「あのショーのあの部分が素晴らしかった」とか「あの景色がきれいだった」とかそんな話になることが多いのですが、派手なアトラクションをいくつも体験してシーを出た日は、不思議と「ただただ手放しで楽しかった~~」という印象が強く残ります。TDRの人気アトラクションはどれも、ほんの数分間ゲストを楽しませるために計り知れない金額と長い年月を費やして造られているのですもの、当然といえば当然のことなのかもしれませんね。たまには今日のようにアトラクションをたくさん楽しんでみるのもいいものだな~、イベントのない時期だからこそできる楽しみ方だな~・・・と、心からそう思いながら帰りました。◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内のこちらから検索することもできます。利用なさってみてください。 ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇