ほんとにデラックス。(その2)
(・・その1から続く)今日は注文したお料理がコースだったので、14:40からハーバーで始まる「チップとデールのクールサービス“デラックス”」はお隣のオチェーアノのブッフェ用のテラスから見せていただくことができました。キャストさんが声をかけてくださってテラスに案内してくださったのはショー開始の5分くらい前の14:35頃でしたが、この時間はもうオチェーアノのブッフェも大混雑という感じでもなかったようでスムーズにテラスに出ることができ、テラスそのものもそんなに混み合うことはありませんでした。それから数分後、ハーバー一帯には昨年までと同じようにまずチップ&デールが悪戯の相談をする声だけが聞こえてきましたが、そのお話の内容は昨年までとは違っていました。今年は「クールサービス」を手伝うスタッフの数を大幅に増やして「クールA」以下アルファベットの呼び名もつけたらしいのですが、どうやら使用する水の準備がうまくいかなかったらしく、彼らはちょっと慌てているようでしたよ。音楽が流れ出して始まった今年の「クールサービス」は、昨年までのある意味「のどか」だった「みんな暑いでしょ? お水かけて涼しくしてあげるね~!」という、いかにも「ちょっとしたサービス」といったサプライズのレベルを完全に超えた、昨年までとは全く様相の異なる「ショー」でした。(なのでオチェーアノのテラスも開放されることになったのでしょうね~。)ハーバー各所に出現して水を撒きまくるクールスタッフが多数加わったことももちろんですが(リドアイルなんて、背後からもホースで水をじゃんじゃんかけられてヒドイことになっているようでしたよ)、水上から水を撒く船が増えたのは昨年との大きな違いです。グーフィーだけならともかく 我らがミッキーマウスまでもがこの「可愛い悪ふざけ」に加担するとは・・・!!これはもう「反則」ですよね~。ハーバー全体で起こっていることを全部見渡せるオチェーアノのテラスから今年の「クールサービス」を鑑賞して 夫は、「楽しそうだなぁ~ 僕もリドアイルに行ってずぶ濡れになりたいよ~」と言っていましたが、私が心に決めたのはただひとつ、「このショーをハーバーの水際で観なければならない時がやってきたら、絶対にしっかりしたレインコートを着よう」ということでした。クールサービスが終了してシルクロードガーデンに戻ると、テーブルの上ではナプキンで作られたふんわりしたミッキーとミニーが私達を待ってくれていました。それから私達はデザートと烏龍茶をいただき、15:30前にお店を出ました。その後ホテルミラコスタを出た私達が向かった先は、シーのパークではなくリゾートラインの「ディズニーシーステーション」でした。「ディズニーリゾートライン」では今年も昨年に引き続き、「シーズンごとにデザインの変わるフリー切符(乗り放題チケット)を三種類集めると、もれなくピンバッジをプレゼント」というキャンペーンを行っています。フリー切符のデザインは両パークの夏イベント開始にあわせて7月8日に変更になったばかり、また、各駅に設置されているスーベニアメダルもそれにあわせるようにして一部新デザインに切り替わったとのことだったので、それを作るのも兼ねて今日は二人でリゾートラインに乗ってのんびりTDR内を周ってみようと思ったのです。(それに、夏の間は舞浜にやって来る回数が極端に減るので、今日を逃すともうこの期間中にリゾートラインに乗る機会も無いかもしれないとも思いました。)可愛いデザインの一日フリーきっぷ(650円)を購入してディズニーシーステーションの改札を入ったところに設置されている機械でメダルを作り、リゾートライナーに乗り込んだのは16:00前頃でしたが、ちょうど沿線の各ホテルのチェックイン開始時刻に重なっていたせいか車内には結構多くの乗客の方がいらっしゃいました。リゾートゲートウェイステーションで一旦降りて改札の中にある機械でメダルを作成し、次にディズニーランドステーションで降りてメダルを作成した時には私達はディズニーランドホテルへも立ち寄って3階の宴会場エリアにあるスーベニアメダルマシーンをチェックしに行きました。こちらのホテルは7月8日に開業一周年を迎えたので「一周年」記念ロゴの入ったメダルが登場しているだろうと思って立ち寄ったのですが、やはり登場していましたよ。このホテルのメダルマシーンの置いてあるコーナーには千円札→百円玉の両替機も設置してあるので助かりますね~。「リゾートライン一周の旅」に戻る前にホテル1階のショップ「ディズニーマーカンタイル」でお買い物をしてから私達は再びリゾートライナーに乗り込み、次のベイサイドステーションでまた降りてメダルを作って、17:00過ぎ頃に出発点のディズニーシーステーションに帰り着きました。約一時間の小さな旅でした。再びシーに入園したのは17:10くらいだったと思います。夫が「今日はビッグバンドビートの最終回を絶対に観たい」とさかんに主張していたので、当初はシーに再入園したらまっすぐにブロードウェイに向かうつもりだったのですが、ピアッツァ・トポリーノまで来ると、なにやら聞き覚えのある音楽が・・・。そう。トリオメロディーアのお三方でした。ちょっと見ない間に衣装が新しくなっていた様子でしたし、夫の大好きなメンバー構成(トリオメロディーアというお名前ではありますが、実際は三人以上いらっしゃいます)での演奏だったので、私達はしばし足を止めてパフォーマンスを観ることにしました。途中で 一緒に行進しましょう とのお誘いもあったのでちょっとだけ参加もさせていただきましたが、とっても楽しかったですよ~。ピアッツァトポリーノを離れて、ブロードウェイミュージックシアター前にできていた本日最終回(18:45の回)のビッグバンドビートの待ち列に並んだのは17:40頃でした。こちらのショー、いつもなら最終回は他の回よりも若干混み合うのですが、今日はそんなでもないようで、この時間に並んでも先頭から数えて50~100人目くらいといったところでした。今日は夏のイベントが始まって初の週末なので、皆さんシーの夜のショー「ボンファイアーダンス」や、ランドの夜のショーにいらしてるのかもしれませんね。ビッグバンドビート終了後は時間的には「ボンファイアーダンス」の様子を見に行くこともできたのでしょうけれど、今日一日ずーっとのんびりペースで過ごしたので なんとなく賑やかなアラビアンコーストに行く気になれず、リドアイルへ渡る橋の上の立ち見の場所で「ブラヴィッシーモ!」を待つことにしました。(19:30前頃。)この時期、ブラヴィッシーモ!は20:20スタートに設定されているので、ショーが始まるのを待つ間に夫を観賞場所に残して、私は一人でハーバーの周囲ををぐるーっと時計回りに一周してショップを覗いてまわりました。途中火山の中のショップ「ノーチラスギフト」ではスーベニアメダルも作りました。時刻は19:30から20:00にかけてくらいでしたが、普段の土曜日よりもハーバー周囲でブラヴィッシーモ!を待つゲストは少ないように私には感じられました。夫の待つ小さな橋の上の手すり沿いに戻ったのは20:05くらい、ハーバーに流れる音楽がブラヴィッシーモ!前の特別なものに変わる頃でした。風も殆ど感じられず 湿気もなく過ごしやすいという絶好の条件下で、20:20になって始まった今夜の「ブラヴィッシーモ!」はおそらく完全版でした。今日、私達の周囲にいらしたゲストの方々はこのショーを初めてご覧になった方が非常に多かったようでしたが、皆さんとても満足していらっしゃったようだったので私は心の中で密かに大拍手をしましたよ。ブラヴィッシーモ!が終わった後は、私達はピアッツァトポリーノの「マンマビスコッティーズ・ベーカリー」へ行ってコーヒーやペストリーを購入し、火山の望める屋外のテーブルでしばらく休みました。7月のこの時期、例年ならば夜のこの時間でも暑がりの私はとても屋外席にはいられなくて、ハーバーショー終了後は冷房の効いているお店に飛び込んでお茶を飲むところなのですが、今夜は夫いわく「初夏の高原にいるみたいな爽やかなお天気」だったので、屋外席で私の好きなプロメテウス火山を好きなだけ眺めることができて、とっても嬉しかったです。閉園まで30分をきった21:30過ぎになって、私達はようやく立ち上がり、ハーバーの周辺の何軒かのショップでイベントのグッズや以前から購入しようと思っていたCDなどを購入し、22:00少し前にシーのゲートを出ました。R7駐車場に戻りついて車を発進させたのは22:15くらいでしたが、TDR内の道路は混んではいるものの「どうしようもないほどの渋滞」というわけでもありませんでした。私達はその後、ちょっとTDR内で寄り道をして、最終的には23:00頃に舞浜入口から首都高速道路にのりました。特に忙しく遊んだという一日でもありませんでしたし、よく考えたら今日もまたアトラクションは一ケ所も行かずに終わってしまいましたが、なんだか夏のTDRを満喫したような気持ちになってしまい 満足できた楽しい一日でした。◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内のこちらから検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇ ◇◇◇◇