あなたにも拍手を。
今日は平日ですが夫が夏季休暇中で私もお休みなので、舞浜に少しだけ出かけてきました。とは言っても、関東地方はここのところ信じられないくらい暑い日々が続いているので、主な目的はディズニーシーで「ビッグバンドビート」を観ることとお買い物をすることの2つに絞りました。ディズニーシー到着は11:45くらいでした。「ビッグバンドビート」は8月下旬までは平日でも2回目以降の1階席が抽選制なので、自由に観られる1回目公演に間に合うように家を出てきました。ブロードウェイミュージックシアター前に行けたのは11:50過ぎ。開場時刻まであと10分あまりといったタイミングでしたが、入場待ちの列はそんなに長くなく、この時点で並んでいらっしゃったのは200~300人くらいのように見えました。すぐに開場時刻になり、中に入ることのできたシアター内の涼しいことといったら!!まるで天国でしたよ~。快適な環境で素晴らしいショーを好きな席に座って観ることができて、とっても幸せでした。ショー終了後は、このところ毎年8月下旬になると発売になる翌年のカレンダーやダイアリーやスケジュール帳などが今年も販売されているかをチェックしに、メディテレーニアンハーバーの「イル・ポスティーノ・ステーショナリー」へ向かいました。マクダックスプラザまで出ると、ハーバー一帯ではこの時ちょうど13:10からの「サマーオアシス・スプラッシュ」が始まろうとしているところで、水際ではたくさんのゲストの皆さんが アラジンの乗る「流れ島」の漂着を待っていらっしゃるようでした。私は さっさとハーバーを通り抜けて対岸のイル・ポスティーノ・・まで行きたかったのですが、水撒き大好きな夫はもう 各リゾートエリアのお姉さんの立つお立ち台の近くに行きたくて行きたくてしょうがない様子。バリ(ピアッツァトポリーノ)はなんとか通過しましたが、ハワイ(カフェポルトフィーノのテラス前)にさしかかったあたりで我慢できなくなったようで、とうとう石垣の近くまで一人で行ってしまいました。私はずーっと後方にさがっていたのでお立ち台近くではどんなことが起こっていたのかは判りませんけれど、夫が水攻撃の合間に撮った写真によるとこんな感じ↓↓だったようです。水撒きが激しくなってからは私は夫から荷物を預かってさらに後方にさがってショーの様子を眺めていましたが、キャラクター達の乗る船から噴出される水は結構遠くまで飛んでくるので、私のいた場所よりも少し水際寄りに立っていらしたキャストさん達や たまたまそこを通りかかったゲストの方までもが意図せずして水を浴びてしまっていました。でも、濡れてしまいながらも何故だか皆さん大笑い。水撒きの真っただ中に自分から飛び込んでキャーキャー言って楽しんでいる方も 遠くでそれを眺めている方も、みんな笑顔で楽しそうで 本当にここでしか見られない夏ならではの印象的な光景でした。(↑キャストさんもついつい笑顔になってしまうのでしょうね~)その後は予定通りイル・ポスティーノ・ステーショナリーでお買い物をしました。カレンダー類は既にたくさんの種類が販売されていましたよ。お買い物終了後はビリエッテリーアへ行ってビッグバンドビートの座席抽選に挑みました。ダメだったらパークを出てイクスピアリかどこかでお昼ご飯でも食べて今日はもう帰ろう・・と思っていたのですが、結果はありがたいことに当選で、端っこだけれどかなり前方の座席券が出てきました。(13:50頃。4回目17:30の回を抽選。)なのでお昼ご飯はパーク内でとることにし、すぐそばのニューヨーク・デリへ行くことにしました。ニューヨーク・デリはこの時間、入店制限もしておらず 注文カウンターの前にもそんなに長い列もできていませんでした。(が、外が暑いせいで 空席は少なかったです。)私達は「ルーベンホットサンド」と「ハーブチキンチャパタサンド」を注文しました。しかし。いつも頼んでいる御馴染みのメニューなのですが、今日はトレイの上の様子がいつもと少し違っていました。そうです。レストランらしい「お皿」がなくなって サンドイッチは袋状の紙に入って直接トレイに置かれていました。私は数日前にツイッターを通じてこの変化を知ってはいましたが、実際に見るとやはりちょっと衝撃的でした。私達はこのお店に来るといつも二種類のサンドイッチを半分っこして食べることが多く、そのためにはお皿はぜひとも欲しい物なので「取り皿はありませんか?」とキャストさんにうかがったのですが、「お子様用の小さなボールのようなものしかご用意がありません。平たいお皿は紙皿もありません。」とのことでしたので、テイクアウト用の紙箱をトレイの上に置き、その中でサンドイッチを切り分けて食べることにしました。提供の仕方は変わりましたが、味は以前と変わらず美味しかったですよ~。食事を終えてから「ビッグバンドビート」入場開始の17:05までは、14:40の「サマーオアシス・スプラッシュ」をちょっとだけ眺め、ミラコスタ通り入口でマリタイムバンドのパフォーマンスを眺め、ショップを眺めたりして過ごしました。それでもまだ時間があったので、「タートルトーク」にも行きました。(16:00頃、30分待ちでした。)ウミガメのクラッシュは今日はいつになく積極的にゲストからの質問に答えてくれて、客席からは お子さんの夏休みの宿題が捗らないお母様からの深刻な(?)悩み相談まで飛び出し、軽妙なやりとりの連続に爆笑してばかりの数分間でした。タートルトークから出ると時刻は17:00少し前。少しだけ寄り道をした後、私達はブロードウェイミュージックシアターに入場しました。時刻は17:10過ぎくらい、ショー開始までまだ15分以上ありましたが、外が暑いせいなのか 指定された座席の周囲は既に殆どが着席済みでした。私達のすぐ近く、端っこながらもステージにかなり近い席には、普段はおそらくものすごく堅実に節度を持って暮らしていらっしゃるのだろうなーと思われる数人のご婦人のグループが着席していらっしゃったのですが、皆さん弾けるような笑顔で「こんな前の席でこの人気のショーが観られるなんてなんて幸運なんだろう」というようなお話で盛り上がっておいでで、私はその様子を微笑ましく拝見していました。そしてショーが始まると、このご婦人方はステージ袖から登場した外国人シンガーさんに向け、一斉に投げキッスせんばかりの大声援。続けて登場した女性ダンサーさん達にもミッキーにも少女のように大興奮した様子で心からの拍手を贈っていらっしゃいました。客席前方のこの素晴らしい観客に気付いた出演者の皆さんは、最初は少し驚いて目を丸くしていらしたようですが、その表情は徐々に喜びに変わっていって、最後は皆さんステージ上からご婦人グループに感謝のアピールをしていらっしゃいました。本当に、「どんな素晴らしいショーも優れた観客無しには成立し得ないもの」というのは正しい表現ですね。ショーが終了して幕が閉じた時には、ステージの上の出演者の方々に向けてだけではなく、今日この回のショーにきっと良い影響を与えたであろうこのご婦人方に向けても、私は精一杯の拍手をしていました。ブロードウェイミュージックシアターから出た後は、18:10頃にシーのゲートを出てまっすぐ帰宅しました。 シーはとても暑かったけれど、ハーバーのショーでも ふらっと入ったアトラクションでも そして「ビッグバンドビート」でも、今日はたくさんの素敵な観客と それに応えるキャストさん達の姿に何度も出会えて幸せな一日だったなー・・と、そんなふうに振り返り思いながらの帰り道でした。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については「東京ディズニーリゾート」の公式サイトをあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。また、「東京ディズニーシー」内の固有名詞については、公式サイト内の こちら から検索することもできます。利用なさってみてください。◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇